昨日、数年前に東京を離れた友人が仕事で東京に来たので、久しぶりに会いました。お互いの近況など話して、あっという間に時間が過ぎました。
・・・昔から、いろいろよく考えてましたよね。
と、彼女に言われて、そういえば以前にも彼女にそう言われたことがある、と思い出しました。よく考えているのかどうかは自覚がないけれど、このところ考えることが多かったのは本当。その混沌を誰に話したいのか、話していいのか、わからずにそのままにしていたのです。
私が最近考えていたことを自然に話せたのは、友人が聞き上手だからだと思います。相槌を打ちながら、静かに私の話を聞いてくれて、こちらがひと息落ち着いた頃、自分の考えや何かヒントになるような別の話しをしてくれました。そして私は、彼女の話を聞いて自分なりに整理したり、確認ができた良い時間でした。それは議論とは違うし、おしゃべりとも違う、目に見えない豊かさを感じる時間でした。自分の思いを受けとってもらえることは、心身の栄養になるのだなぁ。

私は若い頃から、誰かと一緒に食べることはとっても大切だと信じているのですが、それと同じくらい、話すことも大事に思っていると改めて感じています。子どもの頃、食卓を囲んで家蔵と一緒に食事をしたこと、父や母に今日一日あったことを話して聞いてもらったこと・・・そんな些細なことが今の自分につながっていると、ふと思うのです。
◾️6月26日(水)13時〜15時 スティラスッカ お話し会+
|ファシリテーター|荒川陽子
|会場|プロトマニア
|参加費|2,200円(税込)
