毎月テーマの画家の作品をスライドでたくさん見て、美術史的知識も得ながら、絵を見て感じたことを先生と話す白熱講座です。
第143回 『絵画鑑賞白熱講座』
《近代日本画の流れ》(9) 京都画壇(その3)土田麦僊と国画創作協会の設立
■講師
中尾陽一(国際美術展プロデューサー)
■日時
2026年 9月27日(日)
13:00〜15:00
■参加費(事前振込)
ー対面参加ー 6,600円(税込)/8,800円(税込テキスト付き )
ーオンラインー 3,300円(税込)(視聴とチャット)/5,500円(税込テキスト付き)
■テキスト(希望者のみ) 2,200円(税込)
*講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。
■定員
10名(要予約)会場参加 20人(要予約)オンライン
■会場
プロトマニア(対面)/オンライン(zoom)〜お申し込み頂いた方に別途ご案内いたします。
■主催
プロトマニア
■予約、お申し込みお問い合わせ
***先生からの9月ご案内***
第143回 『絵画鑑賞白熱講座』
《近代日本画の流れ》(9) 京都画壇(その3)土田麦僊と国画創作協会の設立
今回の講座では、竹内栖鳳、上村松園に続く京都画壇の次世代の若き俊英たちが新しい日本画の表現に挑戦した様子をご紹介します。時代的には明治末期から昭和初期にあたります。
この頃東京では1913(大正2)年に岡倉天心が亡くなった後を受けて、翌年には横山大観と下村観山らが中心となって日本美術院を再興し、官設展である文展に対抗していました。
一方、京都画壇の大御所であった竹内栖鳳門下は文展でも一大勢力を成していましたが、若手を中心に文展の閉鎖的な審査に対する不満は燻り続けていました。その不満が最高潮に達した1918(大正7)年、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬、榊原紫峰、野長瀬晩花の五人は「創作の自由」を掲げて国画創作協会を設立します。
すでに大観ら院展が抜けていた文展の日本画の強力な地盤となっていた京都画壇からも反文展の狼煙が上がったことになります。そして五人の同人を中心とした京都の若手画家たちは、在来の日本画の近代化を目指した意欲的な作品を発表していきます。
土田麦僊の代表作を中心に、彼らがどのようにゴーギャンやセザンヌなどのポスト印象派の美学を取り入れ、日本画の革新を目指したのかを具体的に見ていきたいと思います。

土田麦僊 海女 1913年 右隻(部分)
京都国立近代美術館

土田麦僊 湯女(右隻) 1918年
東京国立近代美術館
※重要文化財

土田麦僊 舞妓林泉 1924年
東京国立近代美術館

土田麦僊 大原女 1927年
京都国立近代美術館
講師:中尾陽一
※ この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
※ いわゆる美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、そしてそれをどう自分の言葉にするかを「わいわいがやがや」 の寺子屋スタイルで学びます。
※ 通史的な講座ではありませんので、いつからでも、興味のある画家の講座の時だけでも、 お気軽にご参加ください。
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【講師の紹介】

中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)
【展覧会企画】
アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。
企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数
【絵画鑑賞講座】
展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。
これまでにオリジナルのアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催
【対話型鑑賞】
◉東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
◉山梨県立美術館からの依頼で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。2021年度、2022年度、2023年度(中・上級)

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2026年の日程
第144回 10月25日(日)
第145回 11月22日(日)
第146回 12月27日(日)
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