ばら問題その先

昨日のジャーナルで、「後から出てきた元気いっぱいの野バラを剪定して元の赤いバラを尊重するか、それとも野バラをそのままにして赤いバラとの力関係を見守るか・・・」という二者択一みたいな悩ましい葛藤を書きました。人間が生きるということは、常に選択し続けていると言っても過言ではありません。起きるかそのまま寝るか、朝ごはんを食べるか食べないか、乗り遅れそうな時、走るか諦めるか・・・笑

ばらのお話から飛躍していますが、こういったことには善悪や正義と邪悪みたいな対立概念が絡んでくるので、ここで立ち止まって考えてみるのは良いチャンスかもしれません。

人間的で温かみがあって優しい考え方に見える正論は、一見わかりやすい。例えば、イルカや鯨は殺してはいけない、なぜなら同じ哺乳類だしコミュニケーション力があって知能が高いから。でも、ある文化圏では鯨はありがたく全てを糧にさせていただく命でもあります。髭の一本まで生かして命の糧にする分かち合いでもあります。牛ならいいのか?植物ならいいのか?・・・と次から次へと二項対立が出て来そうですね。

あっちからとこっちからは見えている風景が違うので、単純に対立しやすい。特に教育を受けて生まれたての最初からこれが正しい、当たり前と思い込んでいることほど、疑うことがない。でも、検証してみてはどうかと思います。どんなにこの道ウン10年の熟練者だろうと何歳であろうと。

そして、答えを急がず、手軽な情報に飛び付かないで確かめることは、きっと自分ができる最良の努力。そして、みずみずしくいられる、最良の美容術かもね。

千里のみちも一歩から。

◾️月18日(土) 13時〜15時  スティラスッカのお話し会+

|ファシリテーター|荒川陽子

|会場|プロトマニア

|定員|5名

|参加費|2,200円(お茶代含む)

お申し込みはこちらから→