九段の桜は見事に咲いて、曇り空の下でも美しい。お花見の人混みがラッシュアワーのようであっても、それはそれで美しい桜の風景です。
桜の季節は、ふと思い出が浮かんできます。相棒犬ハリーと桜吹雪の中歩いた朝の散歩、自らの病いがわかった時「花の下にて春死なん・・・春まで生きればそれで充分だ」と言ったのに桜を見ずにあっという間に逝ってしまった父のこと、満開の桜の下で車椅子から桜を見上げておすまし笑顔の亡き大魔女さん(母)、夜桜の下、胸がドキドキサワサワしながら歩いたあの道・・・ちょっと切ないことでもあるけれど、大切な人たちとの思い出や風景です。皆さんはいかがですか?
今日4月7日は、プロトマニアのことを皆さんにお披露目した記念の日。2013年の春でした。プロトマニアのスペースが出来上がったのは前年12月だったけれど、お披露目の会を企画して本格的にスタートしたのが、4月7日の日曜日。いつもは意識しないのに、4月初めの空気感というのか、咲いているピンク色の椿を目にしたり、少しひんやりする空気に触れると不思議と、あ、そういえば・・・と思い出すのです。
あの時の私は緊張のかたまりで、ご挨拶の声がうわずってしまって、後から友人に慰められたものでした。今も人前に立てばすぐに緊張してしまうのは変わっていないし、言っていることも考えていることも、良くも悪くも大きな違いはありません。
さまざまな体験や出会いと別れを繰り返し、今に至ったことを、今年は少しゆとりをもって振り返ることができています。歳を重ねた効用もあるし、「私とは何か?」の問いを、論理と実践、本気で諦めずに探究した成果、といえばそう言えるのかもしれません。

4月のスティラスッカのお話し会の後、陽子の部屋(仮)があります(このタイトル、笑っちゃうかもしれないけれど、陽子の部屋はプロトン(陽子ようし)の部屋とかけて、ひとまずスタート)。ひとりで抱えているモヤモヤやザワザワ、引っかかる感情や考えを整理するお手伝いをします。何のためにそれをするかというと、一番身近な平和のためです。
セラピストではありませんので、「解決」は提供しません。私が鏡になって心と身体との話し合いに、一緒に耳を澄ませることを提供します。その時ご自分が無理なく向き合えるところまで丁寧に一緒に。安心安全のプロトマニアで、自分との話し合いのお手伝いを始めます。一対一のプライベート。

そんなことに関する私のプロフィールは、こちらから。
◾️4月24日(水) 13時〜15時 スティラスッカのお話し会+
|ファシリテーター|荒川陽子
|会場|プロトマニア
|定員|5名
|参加費|2,200円(お茶代含む)