先週末、東京禅センターの「 科学と仏教の接点 」というシリーズ講演会へ行きました。
以前このブログに書いたことがありますが、仏教学者の佐々木閑先生がコーディネーターで、
物理学者やお医者や科学の世界の著名な方と、仏教界の先生方との対談シリーズです。
今回は惑星物理学者の松井孝典さんがお話しをされました。
普段あまり聴かないお話の内容なので、あちこち刺激されながら今回も充実の3時間でした。
その中で、富永仲基という江戸時代の思想家の名前が出て来たので、
家に帰ってから検索してみるといろいろと出て来ました。
ちょっと面白かったのはウィキペディアの解説の中に、
また、思想に現れる民族性を「くせ」とよんでこれに着目。
インドは空想的・神秘的、中国は修辞的で誇張する、日本は隠すくせがある、と述べて、
それぞれの文化を相対化し比較観察したことは、文化人類学的発想の先取りと指摘されている。
と書いてあった。
なんとなく、ぷふふ。
加藤周一著「三題噺」にも出てくるらしいので、これから読んでみようかな。
こんなブログも見つけました。
いやはや今も昔も世界には搭載エンジンがF1みたいな天才やら秀才やらがいるものだ、
とあらためて凡人な私は知らないことだらけを痛感した次第。
