毎月テーマの画家の作品をスライドでたくさん見て、美術史的知識も得ながら、絵を見て感じたことを先生と話す白熱講座です。
第137回〜これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞白熱講座
《近代日本画の流れ》(5)横山大観、下村観山らによる日本美術院の再興
■講師
中尾陽一(国際美術展プロデューサー)
■日時
2026年 3月22日(日)
13:00〜15:00
■参加費(事前振込)*4月価格変更予定
ー対面参加ー 5,500円(税込)/7,700円(税込テキスト付き )
ーオンラインー 2,200円(税込)(視聴とチャットのみ)/4,400円(税込テキスト付き)
■テキスト(希望者のみ) 2,200円(税込)
*講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。
■定員
10名(要予約)会場参加 20人(要予約)オンライン
■会場
プロトマニア(対面)/オンライン(zoom)〜お申し込み頂いた方に別途ご案内いたします。
■主催
プロトマニア
■予約、お申し込みお問い合わせ
***先生からの3月ご案内***
.1913年(大正2年)9月2日、岡倉天心は50年の波乱万丈の生涯を閉じます。1906年に英文で刊行した《茶の本》がベストセラーとなり、日本代表する国際人となった天心でしたが、彼が1898年(明治31年)に開設した日本美術院の活動は実質的には終了していました。
天心の葬儀や追悼会が盛大に行われた後の天心門下の集まりで、横山大観は今こそ日本美術院を再興すべき時だと強烈に主張しました。天心が乗り移ったかのようなカリスマ性を発揮した大観は、谷中の瑞輪寺前にわずか1年で新しい研究所の建物を建設し、1914年(大正3年)9月2日に天心の一周忌の法要を開催するとともに、10月15日には日本橋の三越を会場に《再興記念日本美術院第一回展覧会》の開催に漕ぎ着けます。
今回の講座では、天心の遺志を継いで日本美術院の再興に燃えた天心の直弟子横山大観、下村観山、彼らの次の世代を担う安田靱彦、今村紫紅らの作品を鑑賞します。

横山大観 游刃有余地(ゆうじんよちあり) 1914年(大正3年)

今村紫紅 熱国之巻 1914年(大正3年)
また奇しくも、再興日本美術院展と全く同じ時期に洋画界では、官設の文展に反旗を翻して発足した二科会が展覧会を開催します。二科会の発足については、この講座の第118回《日本洋画の流れと俊英たち 大正の洋画(1)》で紹介しましたが、今回はその復習も兼ねて、文展アカデミズムに日本画の世界で対抗した再興日本美術院と二科会の比較もしてみたいと思います。
ちなみに、この講座の直前、3月17日から国立近代美術館で《下村観山》の大回顧展が始まりますので、その予習にもお役立てください。

下村観山 白狐(右隻) 1914年(大正3年)
※ この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
※ いわゆる美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、そしてそれをどう自分の言葉にするかを「わいわいがやがや」 の寺子屋スタイルで学びます。
※ 通史的な講座ではありませんので、いつからでも、興味のある画家の講座の時だけでも、 お気軽にご参加ください。
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【講師の紹介】

中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)
【展覧会企画】
アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。
企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数
【絵画鑑賞講座】
展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。
これまでにオリジナルのアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催
【対話型鑑賞】
◉東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
◉山梨県立美術館からの依頼で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。2021年度、2022年度、2023年度(中・上級)

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2026年の日程
第138回 4月26日(日)
第139回 5月24日(日)
第140回 6月28日(日)
第141回 7月26日(日)
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