毎月テーマの画家の作品をスライドでたくさん見て、美術史的知識も得ながら、絵を見て感じたことを先生と話す白熱講座です。
第138回〜これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞白熱講座
近代日本画の流れ(6)スペシャル1
東京国立近代美術館(3/17 – 5/10) 稀代の天才画家 《下村観山》展を10倍楽しむ!
■講師
中尾陽一(国際美術展プロデューサー)
■日時
2026年 4月26日(日)
13:00〜15:00
■参加費(事前振込)
ー対面参加ー 6,600円(税込)/8,800円(税込テキスト付き )
ーオンラインー 3,300円(税込)(視聴とチャットのみ)/5,500円(税込テキスト付き)
■テキスト(希望者のみ) 2,200円(税込)
*講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。
■定員
10名(要予約)会場参加 20人(要予約)オンライン
■会場
プロトマニア(対面)/オンライン(zoom)〜お申し込み頂いた方に別途ご案内いたします。
■主催
プロトマニア
■予約、お申し込みお問い合わせ
***先生からの4月ご案内***
第138回 『絵画鑑賞白熱講座』
《近代日本画の流れ》(6)スペシャル
稀代の天才画家 《下村観山展》を10倍楽しむ!
前回の講座でご紹介した再興日本美術院の発展は横山大観と下村観山の二人によって強力に推し進められました。おりしも東京の国立近代美術館でこの観山の大回顧展が始まっています。

「あなたは、まだ知らない —千年の美に挑んだ天才がいたことを」とか「関東で13年ぶり、決定版の大回顧展」、「最新研究から明らかになる”観山芸術の革新に迫る」などかなり煽り気味のキャッチコピーで大々的に宣伝されていますが、この展覧会を一度見て、みなさんがこれらの表現になるほどと納得がいくかどうかは大いに疑問です。
なぜなら、日本画の展覧会には作品保護の観点からありがちなこととは言え、作品の展示期間が前期と後期に別れていて、カタログに掲載されている作品が全部東京展で見られるわけではないのです。
例えば、観山の天才を感じるのに絶対不可欠な「弱法師(よろぼし)」(観山の作品中唯一の重要文化財)は前期(3月17日〜4月12日)のみの展示ですから、残った会期(4月14日〜5月10日)に展覧会に行った人は「弱法師」を見ずに観山の天才を感じられるかという憾みがあります。

弱法師(よろぼし)*前期のみ展示 1915年(大正4年)東京国立博物館
また、「弱法師」と並ぶ観山の代表作で天心追悼の作品とも言われる「白狐(びゃっこ)」、観山の美人画としての最高峰「春雨」はともに第2会場の和歌山県立近代美術館でのみの展示となっています。
この講座では、これらの会期や会場によって見られない代表作を付け足し、網羅して様々な角度から鑑賞することによって、下村観山の人と芸術に迫ります。

白狐(びゃっこ)*和歌山会場でのみ展示 1914年(大正3年) 東京国立博物館

春雨(しゅんめ)*和歌山会場でのみ展示 1916年(大正5年) 東京国立博物館
※ この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
※ いわゆる美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、そしてそれをどう自分の言葉にするかを「わいわいがやがや」 の寺子屋スタイルで学びます。
※ 通史的な講座ではありませんので、いつからでも、興味のある画家の講座の時だけでも、 お気軽にご参加ください。
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【講師の紹介】

中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)
【展覧会企画】
アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。
企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数
【絵画鑑賞講座】
展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。
これまでにオリジナルのアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催
【対話型鑑賞】
◉東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
◉山梨県立美術館からの依頼で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。2021年度、2022年度、2023年度(中・上級)

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2026年の日程
第139回 5月24日(日)
近代日本画の流れ(7)スペシャル2 横浜美術館(4/25 – 6/28) 日本画の革命児 《今村紫紅》展を10倍楽しむ!
第140回 6月28日(日)
近代日本画の流れ(8)竹内栖鳳と上村松園らの京都画壇
第141回 7月26日(日)
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