長年の友人、在フランス、庭園文化研究家の遠藤浩子さんが12月に一時帰国するので、プロトマニアでお話しをしていただくとになりました。
日本庭園といえば、時代ごとの様式美による独特の美しい世界・・・と想像しますが、実のところよく知らない(笑)。ということで、とりあえず日本庭園とは何か?からお話ししていただくことにいたしましょう。お話の後は、いつものプロトマニアのお茶とオヤツでご歓談ください。年の瀬の慌ただしい空間からひととき離れて、静寂の世界へご一緒しませんか。このチャンス、お見逃しなく!
それでは遠藤さんからのご案内です
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みなさん、こんにちは。
ヴェルサイユ在住、庭園文化研究家の遠藤浩子です。
年の瀬ではありますが、ご縁あって、「日本庭園 超・入門」講座をさせていただくことになりました。
なぜフランスから日本庭園の話?と思われるかもしれません。実は、日本庭園は海外から熱い注目を集める日本の文化のトップバッターといっても良いくらいで、私も、パリの日本文化会館にて仏人向け日本庭園の入門講座を開講して、7年目になります。もともと庭とは人と自然の対峙する場所、さまざまな土地の地形や気候、そこに住む人々の思想や文化を反映する鏡のような存在でもあります。その場にいると当たり前のことも、視点を変えて外から眺めてみたら….?身近なようでそうでもないかもしれない、日本庭園ってなんだろう?をご一緒に概観していければと思います。
[講義の流れ]
・はじめに
・日本庭園の誕生と背景の思想
・主な3つの様式:
池泉庭園・枯山水・露地(茶庭)
著名な日本庭園の例とともに
・都内おすすめの日本庭園
・おわりに
◾️12月27日(土)13時〜15時
|講師| 遠藤浩子(庭園文化研究家)
|定員|12名 (満席になりました)
|会場|プロトマニア
|参加費|4,400円(税込)
お申し込みは「日本庭園 超・入門講座」と書いてこちらから→




プロフィール
遠藤浩子
庭園文化研究家
慶應義塾大学文学部およびルーヴル美術館管轄国立高等教育機関エコール・ド・ルーヴル卒業。
国際美術展企画に長年携わったのち、景観・庭園の世界に目覚め、ヴェルサイユ国立高等造園学校及びパリ第一大学にて歴史的庭園と景観・文化財コース修士課程修了。景観・庭園を専門に執筆活動のかたわら、パリ日本文化会館にて定期的に日本庭園入門講座を定期開催。