9月の注目すべき展覧会は、ゴッホです。こちらの展覧会は9月12日から上野の東京都美術館でスタートします。ゴッホはやはり人気がありますね〜絵のインパクトもその人生もドラマティック。
展覧会のタイトル「家族がつないだ画家の夢」ってどういうこと? ゴッホを支え続けた弟テオやその妻ヨーってどんな人?
中尾先生の解説でこの展覧会をじっくり鑑賞すれば、知らなかったゴッホとまた出会えるはず!
【講座の内容】
東京都美術館で9月12日(金)からはじまる《ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢》を国際美術展プロデューサーとしての経験豊富な講師のオリジナルな解説をまじえながら、参加者との対話で展覧会を深掘り鑑賞していきます。
講師の解説は通常の美術史的な知識はもちろん、数多くの展覧会にかかわってきた経験から見える展覧会の成り立ち、舞台裏、展覧会のプロとしての作品の評価と鑑賞など、オリジナリティーあふれるもので、展覧会の予習・復習、深掘り鑑賞にぴったりです。
これまで何度となく開催されてきたゴッホの展覧会ですが、今回の《ゴッホ展》はゴッホの代表作がいくつも並んだ大型回顧展ではありません。
展覧会の趣旨は、ゴッホの作品を紹介するだけではなく、ゴッホの死後、残されたゴッホの膨大な作品を保存し、世界レベルで顕彰して行くためにゴッホの家族、特に弟テオの妻ヨーが実践した献身と戦略に焦点を当てた大変ユニークな展覧会です。
生前には1枚しか売れなかったゴッホの作品が世界で最も人気のある画家の作品として世界中で引っ張りだこになるにいたった経緯を紐解くことを企図した展覧会とも言えます。
それだけに事前の準備なくただ会場に足を運んてゴッホの作品を目の当たりにしただけでは、この展覧会の面白さを充分に味わうことは難しいかも知れません。
講師のユニークな解説を楽しみながら、この展覧会の面白さを探究してみませんか?

画家としての自画像 1887年12月 – 1888年2月
※ゴッホがパリから南仏アルルに行く直前に描いた自画像

種まく人 1888年11月、アルル
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9月20日(土)14時〜16時
話題の展覧会を鑑賞する講座〜『ゴッホ展〜家族がつないだ画家の夢』 ( 東京都美術館)
|講師|中尾陽一
|会場|プロトマニアとオンラインzoom
|参加費|5,500円(税込)/7,700円(税込テキスト付き)//オンライン聞くだけ参加 2,200円(税込)/ 4,400円(税込テキスト付き)