【募集】8/11(月祝) 話題の展覧会を鑑賞『藤田嗣治 絵画と写真』展(東京ステーションギャラリーで開催中)

巷で話題の展覧会を取り上げて、中尾先生がオリジナル解説する「話題の展覧会を鑑賞する講座」のご案内です。都内ほか、実際に開催している展覧会について、中尾先生と一緒に絵を見ながら解説を聞いたり、参加者と話したりしませんか? 展覧会に行ってからでも、行く前の予習としてでも、どちらもオーケー。

絵を見て感じたことを頭の中から出して言葉にしてみると、その作品や鑑賞体験は驚くほど記憶に残ります。それは、あなたの感性と美意識の貯蓄! 8月は、藤田嗣治展です。

先生からのご案内です。

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東京ステーションギャラリーで開催中の《藤田嗣治  絵画と写真》展を、《レオナール・フジタ展》の企画に従事したこともある国際美術展プロデューサーとしての経験豊富な講師のオリジナルな解説をまじえながら、参加者との対話で展覧会を深掘り鑑賞していきます。

講師の解説は通常の美術史的な知識はもちろん、数多くの展覧会にかかわってきた経験から見える展覧会の成り立ち、舞台裏、展覧会のプロとしての作品の評価と鑑賞など、オリジナリティーあふれるもので、展覧会の予習・復習、深掘り鑑賞にぴったりです。

《藤田嗣治  絵画と写真》展は、藤田の油彩作品をたくさん見て感じ、その中の代表作からドーンと感動を受け取ることができるという大型のワンマンショーではありません。

しかし、藤田という画家と彼の生きた時代を、彼が撮った写真、彼が被写体となった数多くの写真を見ることによって身近に感じながら、藤田が描いた様々な主題の作品をその作品と藤田の人生の接点を理解しながら鑑賞できる、大変手の込んだ内容の展覧会です。

とかくお調子者、洒落者、軽薄なまでの目立ちたがり屋として語られがちな藤田の実像と、彼の画家としての感動と創作の道筋を感じることのできる藤田マニアにとっては見逃すことのできない展覧会と言えるでしょう。

藤田嗣治の世界をごいっしょに深掘りして行きましょう!

〜講師:中尾陽一

《藤田嗣治》 アンドレ・ケルテス撮影  
※藤田は手先が器用で裁縫も得意でした。元祖裁縫男子!


《マドンナ》  1963年 ランス美術館


映画《黒いオルフェ》の主演女優マルペッサ・ドーンをモデルに黒人の聖母を描く藤田

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◾️8月11日(月祝)13時〜15時 
話題の展覧会を鑑賞する講座〜『藤田嗣治 絵画と写真』展 ( 東京ステーションギャラリー)

|講師|中尾陽一

|会場|プロトマニアとオンラインzoom

|参加費|5,500円(税込)/7,700円(税込テキスト付き)//オンライン聞くだけ参加 2,200円(税込)/ 4,400円(税込テキスト付き)

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