新緑の季節がやって来ました!5月絵画鑑賞白熱講座のご案内です。
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昭和の洋画(2)ではエコール・ド・パリの寵児としてパリで活躍し国際的な名声を獲得した藤田嗣治と彼のもとに集まった日本の画家たちの人と作品をご紹介しました。
それに続く今回は1929年(昭和4年)にニューヨーク近代美術館が開催した《19人の現代アメリカ画家展》にも選出された国吉康雄に代表されるアメリカに学んだ日本人画家たちをご紹介します。
黒田清輝以来、ほとんどの画家志望の若者たちが芸術の都パリに目を向けていたのに対し、アメリカに向かった彼らはまさに異端の少数派でした。また彼らの大半は移民や出稼ぎとしてアメリカに渡り、厳しい人種差別に揉まれながら鉄道工夫、ハウス・ボーイや季節労働者などの肉体労働者として働きながら絵の勉強に勤しみました。
そんな彼らが生活者の眼からとらえたアメリカ社会の厳しい現実に根ざした表現は、画家あるいは画学生としてパリ滞在したメインストリームな画家たちとは明らかに異なっています。
国吉康雄とアメリカに学んだ画家たちのオリジナルなモダニズム絵画を堪能しましょう!

国吉康雄
《誰かが私のポスターを破った》 1943年 個人蔵
※意味深なタイトルですね

野田英夫《都会》 1934年
東京国立近代美術館
※松本竣介の《都会シリーズ》に多大なる影響を与えた作品

石垣栄太郎 《K.K.K.》 1936年
和歌山県立近代美術館

清水登之 《チャイナタウン》 1928年 東京国立近代美術館
◾️5月25日(日)13時〜15時 第127回これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞白熱講座
『昭和の洋画(3) 国吉康雄とアメリカに学んだ画家たち』
|講師|中尾陽一
|会場|プロトマニアとオンラインzoom
|参加費|5,500円(税込)/7,700円(税込テキスト付き)//オンライン聞くだけ参加 2,200円(税込)/ 4,400円(税込テキスト付き)
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- この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
- 美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、それをどう自分の言葉にするかを「ワイワイガヤガヤ」と学びます。気軽にご参加ください。
- テキスト付きのチケットを購入された方には、講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。
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