【募集】3/23(日)*第125回絵画観賞白熱講座スペシャル 世紀末芸術の奇才・ビアズリーの《サロメ》を知ろう!

3月白熱講座のご案内、再投稿です。

中尾先生の白熱講座では、ビアズリーのサロメに焦点を当てて、鑑賞します。ぜひご参加ください!


【講座の内容】

三菱一号館で《異端の奇才 ビアズリー展》が始まりました!

19世紀イギリス世紀末の影を色濃く反映した、ビアズリーの線による美的洗練と露悪趣味は現代の若者にも強くアピールしそうですね。

だいぶ前の話で恐縮ですが、私も《オーブリー・ビアズリー展》(1998年)を企画したことがあります。テートのサイモン・ウィルソン氏をゲストキュレーターに迎えたこの展覧会は、川崎市民ミュージアム、群馬県立近代美術館、和歌山県立近代美術館を巡回しました。


《オーブリー・ビアズリー 世紀末の華》展のカタログ

そんなこともあり、第125回の絵画鑑賞白熱講座では、シリーズ《日本洋画の流れと俊英たち》を離れた《スペシャル講座》として、ビアズリーを取り上げます。

ビアズリーをより良く、さらに楽しく鑑賞するにはなんと言っても彼の代表作《サロメ》の理解が不可欠です。ビアズリーの《サロメ》とはオスカー・ワイルドの戯曲《サロメ》に彼が独自の解釈でつけた挿絵を差しますが、これらの絵は漠然と眺めて楽しんでもいいのですが、そこに隠された図像の意味やビアズリーの遊び心、その図像に託された感情などを知るとビアズリー鑑賞の楽しみが倍増すること請け合いです。

三菱一号館の《ビアズリー展》を機会に、ご一緒にビアズリーの世界を楽しみましょう!

追記

ビアズリーの代表作《サロメ》の妖艶な挿絵、この制作にあたってもさまざまな逸話が語られています。それらをまとめて、女優志望でビアズリーと近親相姦の噂もあった姉の目を通して小説にしたのが原田マハさんの《サロメ》です。小説ですからフィクションもたっぷりではありますが、世紀末の雰囲気を楽しめます。

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◾️3月23日(日)13時〜15時 第125回これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞白熱講座  

スペシャル〜『世紀末芸術の奇才ビアズリーの《サロメ》を知ろう!』

|講師|中尾陽一

|会場|プロトマニアとオンラインzoom

|参加費|5,500円(税込)/7,700円(税込テキスト付き)//オンライン聞くだけ参加 2,200円(税込)/ 4,400円(税込テキスト付き)

お申し込みはこちらから→