梅に鶯

今週はとても寒い日が続いていますね。冷たい空気が、痛いくらい。

それでも庭の梅の花が日毎に増えて、景色が徐々に白くなりつつあります。梅が満開ともなると、窓からの風景がまるで雪の日のように白くなります。

愛らしい梅の花と戯れる鶯が、能登の輪島から飛んできました。

ジャパンと呼ばれた漆の器。伝統の深みと品格、軽やかなエレガンスと芯の強さがあって美しい。そして手にのせた時、心地よい軽さ。こっちからあっちから眺めていたくなります。

皆さんは、日常生活の中で漆のものを何か使っていますか?

私は、お椀やお箸、お皿などを使っていますが、初めは扱い慣れなくて少々おそるおそる、でした。そして漆のものは、少し特別な日のもの、と思っていました。ですが、構えず、日本で古くから使われて来たものと一緒に暮らしたいなと思います。扱いは、性質を知ることと慣れ、かなと思います。きっとそうこうするうちにお互いに馴染んで、私の好きなもの愛を受けて止めてくれることでしょう。使っても眺めても、好きなものもことも、心が弾んで嬉しくなります。元気としあわせの素。

*アレコス・ファシアノスのドローイング/川崎 毅 さんのふたもの/ 輪島屋善仁の蒔絵カップ