シリーズで鑑賞している中尾先生の絵画鑑賞白熱講座は、昭和の洋画に入っています。今では私たちにとって当たり前の油彩画ですが、かつての才能と情熱に溢れた真摯な画家たちによって日本独自の洋画へと創造されて来たことがこの講座ではわかります。美術館の常設展などで作品と対峙する時、少なからぬ尊敬を込めて作品をじっくり見るようになりました。
日本の洋画を取り上げる講座は、なかなか他では出会えません。中尾先生講座だから聞ける画家たちのエピソードと共に、知らなかった美術の世界、ご一緒しましょう。この機会にぜひご参加ください。
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【講座の内容】
大正末から昭和のはじめにかけては数多くの日本人画家たちが芸術の都パリに向かいました。そして彼らの多くがエコール・ド・パリの花形となった藤田嗣治(のちのレオナール・フジタ)のもとに集まりました。
藤田の世話になった画家の中には、後に日本で一家をなした海老原喜之助、高野三三男(こうのみさお)、岡鹿之助らのほかに、藤田にならってかどうか、女性遍歴や酒で当時のモンパルナスで名を馳せた高崎剛(たかさきたけし)や戸田海笛(とだかいてき)、現地女性と結婚しフランスで画家としての人生を全うした板東敏雄など多士済済です。
昭和の洋画(2)では、「レザネフォル」(Les Années folles, 狂乱の時代)と呼ばれた1920年代のパリを制した 藤田嗣治と彼のアトリエに出入りした日本人画家たちの人生と作品をご紹介します。

藤田とモンパルナスの女王キキ

1922年のサロン・ドートンヌでセンセーションを巻き起こした
藤田の《ジュイ布のある裸婦(寝室の裸婦キキ)》

高崎剛 サーカス
二升は軽いという酒豪で、藤田に将来を嘱目されていたが、30歳でパリで夭折した画家

海老原喜之助 曲馬
エビハラ・ブルーが人気を博した画家。独立美術協会会員。

岡鹿之助 魚
パリで藤田の指導を受けながらサロン・ドートンヌなどに出品。
帰国後、春陽会会員。文化勲章受章。
文責:中尾陽一
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※ この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
※ いわゆる美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたかどう見るか、
そしてそれをどう自分の言葉にするかを「わいわいがやがや」 の寺子屋スタイルで学びます。
※ 通史的な講座ではありませんので、いつからでも、興味のある画家の講座の時だけでも、お気軽にご参加ください。
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◾️2月23日(日)13時〜15時 第124回これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞白熱講座
『日本洋画の流れと俊英たち 昭和の洋画(2)エコール・ド・パリの寵児 藤田嗣治とパリの日本人画家たち』
|講師|中尾陽一
|会場|プロトマニアとオンラインzoom
|参加費|5,500円(税込)/7,700円(税込テキスト付き)
*ほか、オンラインは2,200円(税込・視聴とチャットのみ)あり。