8月対話型鑑賞ファシリテーター2日間養成講座(感想)

8月に入ってすぐ、土日2日間のVTSファシリテーター養成講座を開催しました。8月の講座の様子は、参加者の方からいただいた感想を中心に書いてみます。

2日間の講座は、ファシリテーションの実践練習が1日間講座よりも多くできるところがいいところ。フィードバックをもらってから注意点を自身で修正して、それをすぐにやってみることができます。 ” 鉄は熱いうちに打て ” で、即修正して確認できる。どんどん変化できます。ということは、より良いファシリテーションの自信がすでにここで持てるのです。

今回の2日間コース、なんと地方から泊まりがけで参加してくださった方もいらっしゃいます。わざわざ旅費と宿泊費をかけた1日目はどうだったかな?・・・と思っていたら、メールで、

そして、講座の雰囲気を気に入って、心地よく学んでいただけた模様。なにより、文面から主体的、積極的に参加しているワクワク感が伝わって来て、私の方が刺激されました。この講座での体験は、

・・・感激! 絵画が好きになった、・・・だなんて! 

そして、

という、ピンポイントのお声は、この講座に求められること、そして参加者に何のどこが届いたかがよくわかります。ありがとうございます!

そして2日間、無事に終わって

この講座は、本当にさまざまな年代、職種、目的の方々が参加されます。

毎回、参加メンバーによって当然ファシリテーションそのものが違うのですが、その後の展開や質がおもしろいくらい違います。音楽のライブセッションのような一期一会の場です。

共通しているのは、皆さん、実践するたびに変化してのびのびとうまくなること。この2日間の初回と最後のファシリテーションはドラマティックに違って、そこは、すごい!・・のひと言です。

中尾先生の講座は、対話型鑑賞についての講義内容が丁寧で明快。その上、その周辺のお話が参加者を飽きさせません。先生がこれまで海外の美術館やコレクターから作品を集めて数々の展覧会を企画した体験談はワクワクするし、一般的なアート情報と先生ご自身の見解をはっきり話してくれるのは、とても親切だと思います。ファシリテーターとしてモヤモヤする部分も、しっかり払拭してくれます。

ファシリテーションを実際にやった感想と共に、他者へのフィードバックを考え繰り返すことで、自他ともに改善点や強みなど、気付けることがとにかくたくさんがあります。思わぬ自分の良いところを褒めてもらえるのも、自信になって嬉しい。おまけにVTSは、対話型鑑賞にとどまらない、日々の様々な場面で生かせる発想力とコミュニケーション力の練習とも言えると思いました。

ご参加の皆さん、2日間、ありがとうございました!

次回は、1日間対話型鑑賞VTSファシリテーター養成講座、9月に開催です。

◾️9月21日(土) 10:00~18:00【対話型鑑賞(VTS)】のファシリテーター養成集中講座 (1日間)リアル開催  

|講師|中尾陽一

|会場|プロトマニア

|参加費|38,500円(税込)

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