さて、去年秋からスタートした中尾先生の『鑑賞のための美術史講座』4月は第7回です。
この講座は、近・現代の美術作品をより楽しく、より深く鑑賞するために役立つ美術史の講座です。今の美術表現がどういう経緯で今こうなのか、過去に遡ってここまでの流れを見れば、鑑賞の土台がしっかりしますよね。
中尾先生の美術史講義が、大学やカルチャーセンターの講座とはひと味もふた味も違うところは、美術の歴史を追うのではなく、エピソードをたっぷり聞きながら美術の流れが無理なく理解できるところ。
その時代に起こった事件、当時の常識や生活の様子から画家同士の関係性まで、たくさんのエピソードが盛り込まれた解説は、とにかくおもしろい。さまざまな周辺情報、エピソードがあるだけで、画家も出来事もその時代もグッと身近になるのです。結果、がんばらなくても私たちの記憶に残り、知識が身につき生きた知識になります。
この美術史講座は、開催時間を夜にしました。お仕事をしている方達も、仕事場から帰宅する途中で参加できるようにと思っています。たとえ仕事で沸騰した論理的思考や〜ねばならない心情も、帰り道に美術作品を見てしばし別の時代を体験すれば、頭も心もほぐれて元気になることでしょう。そして中尾流美術史の魅力は、美術がグッと身近になって楽しいこと。美術史という名前のイメージとは違って、堅苦しくなくて美術が好きになる内容です。
お仕事帰り以外の方も、もちろん大歓迎です。一緒に美術史、楽しんじゃいましょう〜
◇4月19日(金)18時30分〜20時 鑑賞のための美術史講座「近代ヨーロッパ絵画の流れ(7) ポスト印象派(セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ)」
第7回《ポスト印象派》(セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ)
印象派とポスト印象派の違い
|講師|中尾陽一
|会場|プロトマニア と オンラインzoom(聴講のみ)
|日程|4月19日(金) 18時30分〜20時
|受講料|5,500円(税込) オンライン|2,200円(税込)*視聴とチャット
|テキスト|2,200円(税込) 講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。 ご希望の方は参加お申し込み時、または講座後にご購入いただけます。
【講座の内容】
(予定)
5月17日 第 8回 セザンヌの世界
6月21日 第 9回 ゴーギャンの世界
7月19日 第10回 ゴッホの世界
