11月の中尾先生オンライン「対話型アート鑑賞講座」は、ただいまSOMPO美術館で開催中の展覧会「『ゴッホと静物画ー伝統と革新展』をしゃべろう!」です。
中尾先生のオンライン講座は、しばらくは夜の開催予定です。お仕事から帰ってほっとひと息入れたら、週末の前の夜のひとときをアートと共にどうぞ。

アイリス 1890年
この講座では何度もゴッホを取り上げてきました。
直近では8月26日に《ゴッホ終焉の地オヴェールでの制作と自殺の謎》というテーマの講座をやりました。
これまでの講座の中で、繰り返しご紹介してきたことですが、燃えたぎる絵画への情熱と人生への焦燥感に駆られてカンヴァスと格闘した感の強いゴッホは、実は、常に冷静に課題を設定してスケッチをし、油絵を制作していました。
いわば、論理的に試行錯誤を重ねていたわけですが、そのような作画には物理的な制約の少ない静物画が向いていると言えます。人物画のモデルとなった画商ヴォラールにセザンヌが「りんごは動かない!」と言ったエピソードが思い出されますね。
今回の《ゴッホと静物画》展の趣旨は「静物画の流れの中にゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります」ということなので、まずはその観点を頭の片隅に置きながら、個々の出展作品を見て、私たちが何を感じるのか、何を理解するのか、何を考えるのかなどなどを楽しくしゃべって行きましょう!
文責:講師 中尾陽一
2023年 11月17日(金) 19:30〜21:00
■参加費(事前振込)
3000円(しゃべって参加)
2000円(しゃべらないで聞くだけ参加)
5000円(しゃべって参加テキスト付き)
4000円(しゃべらないで参加テキスト付き)
■お申し込み
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