次の中尾先生のオンライン【対話型アート鑑賞講座】は、ゴッホの作品と人生を見ます。
ゴッホは、生きている間さほど絵が売れませんでした。貧乏なゴッホは、弟のテオに援助してもらいながらひたすら絵を描く・・・その最期は、自殺と言われていますが、謎です。

有名な画家のイメージは、勝手に思い込んでいることがいろいろあります。私が知っているゴッホと誰かが知っているゴッホは、たぶん違うかもしれません。ヴィンセントという名前やひまわりの絵は知っているけど、そもそもゴッホってどの時代の人?・・・
中尾先生の講座は、絵の知識に関係なく参加して楽しいのが嬉しいところ。まずは基本的な画家の情報を聞きながら絵をたくさん見ます。それと同時に中尾先生からは、私たちのイメージをひっくり返すような画家の一面や、時代背景、作品にまつわるエピソードなど、ほかではなかな聞くことのできない広い範囲のお話が語られます。画家もひとりの人間、人生を知ると有名だった画家が、身近な友だちのような存在になったりします。
そして参加者の感想や、疑問に思った点などを聞けるのが、対話型鑑賞。10人いたら10の視点があります。見落としていたところ、気づかなかったところ、人が何を考え感じているかを聞けるのは、対話の場だからですね。

今回は、ゴッホの最期、自殺の謎に迫りながら作品を鑑賞します。
◼️2023年8月26日(土) 13時〜15時 オンライン開催 【対話型アート鑑賞講座】「ゴッホ終焉の地オヴェールでの制作と自殺の謎」
