中尾先生と絵をしゃべる夏のスペシャルオンライン講座第2弾やります!
テーマは、海の日 (7/17) にちなんで、「モネの海の絵」を鑑賞しよう!
今回の講座は、これまでと違って様々な参加方法があります。
プロトマニアでは初めてですが、しゃべらずに聞いているだけの参加もOK。実際にしゃべらなくても、チャットで感想を書き込んだり、先生に質問もできます。この機会にぜひ、中尾先生の絵画鑑賞講座、体験してみてください。では、ご案内です。

対話型アート鑑賞講座 7月15日(土)開催 海の日に日にちなんで 「モネの海の絵」を鑑賞しよう!
美術館で開催される国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会の現場で美術作品に接してきた中尾先生と対話しながら、絵のこと、アートのことを色々を学べるユニークな「絵画鑑賞講座」です。
今回のスペシャル講座では、「海の日」にちなんで、モネが描いたさまざまな海の絵をみんなで鑑賞します。
大西洋岸の港町ル・アーヴル近郊で育ったモネにとって《海》は生涯を通じて大事なテーマでした。
若い頃にはル・アーヴル対岸の港町オンフルールとトルーヴィルの間の海岸をを頻繁に描いていますし、あの《印象・日の出》はモネが32歳の時にル・アーヴルの外港を描いたものです。

オンフルール近くの小さな造船所 1864年
また40代には当時住んでいたセーヌ河沿いの町ポワシーの風景に馴染めず、しばしばノルマンティー地方の海岸町フェカン、プールヴィルや「象の鼻」と呼ばれる奇岩で有名なエトルタなどを訪れて制作に励みました。

エトルタの断崖 1885年
また1886年の9月から11月にかけてはフランス北西部ブルターニュ半島の南にあるベリール島に滞在し、40点もの作品を制作しています。

雨のベリール 1886年
それでは、モネの描いたさまざまな海の絵をみんなで楽しみましょう!
美術の歴史的流れから作品にまつわるエピソードまで、講師の話を聞き、対話しながら、知識と感性をフル回転して、みんなで一緒に作品を鑑賞するオリジナルな「対話型の絵画鑑賞講座」です。
美術や美術史の知識がなくても大丈夫、アートが身近で楽しくなる、これまでにない鑑賞体験をあなたもどうぞ!
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- この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
- 美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、それをどう自分の言葉にするかを「ワイワイガヤガヤ」と学びます。
- 通史的な講座ではありませんので、気軽にご参加ください。
- テキスト付きのチケットを購入された方には、講座で使用したすべてのスライドのPDFファイルをダウンロードできるURLを講座終了翌日までに事務局からメールでお知らせします。

中尾陽一
国際美術展プロデューサー
早稲田大学大学院修士課程終了(西洋美術史専攻)
アート・ライフ、イデア・ジャポン、ウーゴズという3つの展覧会企画会社で、美術館を対象とした国際美術展のプロデューサーとして、数多くの展覧会を日本と海外で企画する。
企画した展覧会:モディリアーニ展、ユトリロ展、ルオー展、ルドン展、ミロ展、シスレー展、ブーダン展、クールべ展、ラファエル前派展、ビアズリー展、スコットランド国立美術館展、ヴェネツィア派展、タピエス展、ホックニー展、ジム・ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、キース・ヘリング展、百花乱々展(メープルソープ&アラーキー)、パリで開催されたルオー展、韓国でのモディリアーニ展など多数
展覧会プロデューサーとして様々な美術館、アート作品に直に接してきた経験をもとに、2011年からオリジナルの絵画鑑賞講座(《これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞入門講座》、2018年からは『絵画鑑賞白熱講座』に改称)の開発を手がける。
これまでにアート鑑賞講座をリアル、オンラインで300回以上開催
東京都品川区美術図工部会、日本青年会議所、上智大学学生センター、キリンアカデミア等で講演・講座の実施。
山梨県立美術館で、学芸員、ボランティアガイドの方々を対象とした対話型鑑賞法の研修セミナーを実施。(2021年度、2022年度)