陶芸のこともアートのことも詳しくない人が、プロトマニアに遊びに来ました。
その人の雰囲気に合いそうな器でお茶を出して、私は私のカップを使ってひとしきりしゃべった頃、
私が使っているカップをじーっと見て、手にとって、手の中でコロコロ転がしながら眺めていたその人がひとこと、
これ、カッコいいな。
と呟きました。
・・・意外、私は一瞬、沈黙。

Kaoru さんの「つんとした湯呑み」
*私の私物です。
へぇ、こういうのを見て触って、これをカッコいいって思うのか、この人は・・・。
なんだか嬉しかった。
このひと言は、先入観なし、忖度なし、そのままのことばだったから、その人の感性に触れたみたいな気がして嬉しかったのでした。
こんなふうにものや人に触れていたらいいんだなって、あらためて思った出来事でした。
