昨日の青空禅フォーラム。
参加メンバーが古くから通っている方たちだったこともあって、
昨日は基本に立ち戻って、基盤中の基盤のお話でした。
先生の言葉は揺るぎなく、
言葉の一つ一つが真我の方向へ、エッセンスへと、
静かに舞い落ちていくようでした。
真我へと導く伊東先生のお話は、最新の量子物理学から心理学まで多彩で、
聴いていて確かにワクワクするのですが、
それを「わ〜面白いお話だった」に終わらせない、
深くてどっしりした大きなエネルギーがあります。
向かうべきは、静寂さえも超えた沈黙へ。
道元禅師は、「典座教訓」の中で、
苦、酸、甘、辛、塩からいの五味の他に「淡」という概念を加えたそうです。
食べてすぐに感じられる味ではなく、食べ終わってからジワジワとおいしさを感じる。
この「淡い」という感覚、センス。
過剰な主張や派手な演出ではなく、かすかに感じられる 絶妙の風味 。
これこそが伊東先生ではないでしょうか。
淡いゆえの美しさ。
伊東先生へのインタビュー記事が、
5月中旬発売の「 Star People 」55号 特集:ノン・デュアリティ(非二元)とは何か
(ナチュラルスピリット) に掲載されます。
先生のウェブサイトもそろそろ仕上がり、とのこと。
ぜひお楽しみに。

