街のあちこちで夏休みの光景。
駅は、家族連れやトランクをゴロゴロ引っ張る人たちが行き交います。
北も南も帰る故郷の地がある友人たちと話していて、
その土地の素晴らしさ、自然の美しさ、ゆったりした時間の流れや空気の美味しさ、
人の温かさや性質について聴くたびに、いいなぁと少なからず羨ましく思ったものですが、
今日は都心を歩きながら、東京は美しいと感じました。
普段は街に人が溢れてセカセカバリバリ歩き、沸騰したようなエネルギーが渦巻き、
最近は特に、人と人の間に無関心と過剰反応という両極振幅の激しさ、殺伐としたうねりみたいなものを感じて、
やだやだアブナイ東京…と思っていましたが、本当は、東京は相変わらずのままなんですよね。
東京という場は、多種雑多なもの、聖俗、善悪、矛盾も何もかもを抱え込める場なんだと思います。
異質なものを排除する働きがある一方で、ごちゃ混ぜを許し、隠れ場所を作り、許容する、
それが大都市の性質だからでしょうね。
大自然の美しさや圧倒的な姿にはもちろん及びませんが、
東京のあちこちにここだからこその良さや味わいを見出したり、
ここだからこその密やかな美しさを発見するのは楽しいものです。
もともと愛校精神、愛社精神、愛国精神、がちょびっと薄い方なので、
わがまち♡トウキョー、 と思うことはほぼないのですが、
旅行から帰って来た帰り道に東京タワーが見えると、
やっぱりホッとするわ〜、なんて思っちゃっていますね。
今夜は東京の空にもまんまるのお月様が真っ白く光っています。
