私の母はもう立派なおばあさんでありまして、
何度も何度も同じことを尋ねてみたり、話したりするんですね。
慣れているとはいえ10回に1回は、イラっとしたりします、ワタクシ。
何度も同じことを言われると、もう耳にタコができました!と言いたくなるし、
それ、前も聞いた~、とちょっとダレて聞いていたり、
ハイ、何度でも、と真面目に聴いているつもりなのに、いざという時にすっかり忘れていたりします(苦笑)。
せっかく聞いたり勉強したことを、肝心な時に自分の力に出来なかったり、後から思い出した瞬間、
あぁ、もったいないことをしたなぁと思います。
大失敗をしたり痛い思いをして自分で本当に納得しないと、なかなかそれを「わかる」ことができません。
いくら人から注意されても本人が気が付かないとね~、なんてことはよく聞くし自分も言うけれど、
わが身を振り返ると、まさにそれは、じ ぶ ん のこと!
ガンコなワタシは、「なるほどよくわかりました」が芯まで到達するまでは、わかっちゃいない。
それを反射的にアウトプットできないのです。
同じことを聴いても、本当の意味ではその時その時まったく同じではないのだ。
繰り返すことは地味ながら大切で、繰り返す機会があることも実はとてもありがたいことです。
最近、身近なまわりをよくよく見ていると、全部が、 ” 他人ごと ” ではないのだなと思います。
繰り返し言ってくれる人にイラっとされないように、気をつけましょっと ♪
