私は食いしん坊。
先日、結構な分量の糀が手元に届きました。
塩糀を作ってもまだまだ余る量で、甘酒を作るのは面白そうだったのですが、これは今の私にはなかなか手間がかかりそう。
そんなことを話したら、友人が甘酒を作ってみると言ってくれました。
彼女はなんでも手際良くて器用なひとなので、それではぜひと糀を引き取ってもらったのです。
そしてその糀が甘酒になって帰って来た!
その味のやさしいこと!!
市販の甘酒とは全然違います。柔らかくてふわっと糀の香りがして、生きているみたい。
甘酒は飲む点滴とも言われるらしく、からだには本当に良いんですって。
友人は、電子炊飯器を使って甘酒を作ってくれたのです。
何でも手作りはおいしい。元気になります。
お味噌もお沢庵も梅干しも甘酒も、自家製を作っている方はけっこういらっしゃるでしょう。
食べ物が身体を作っている、ということは当たり前のようですがそのものズバリ、本当のこと。
当たり前すぎて意識せずにおろそかにしちゃいますが、食べることに纏わることはいろいろな意味で基本だと思います。
そして、一見、無関係なようなことにも応用できる大切なことを教えてくれる。
私はチョコレートは魔法の薬だと信じていて、気分と発想と身体の不調にはいつでもチョコレート。
カカオマス80%のチョコレートのかけらを口に含むと、溶けたカカオマスが口の粘膜から沁み込んで行く感じがします。
胃袋だけじゃなく、あちこちで吸収しているのだ、おそらく … イメージ的には。
細胞は、切っても切っても金太郎!
真実は細部に宿る!
でもね、食べることって、こうあるべき、や、こうでなくてはだめ、ということではなく、
揺れ幅をたっぷりとって、楽しまなくちゃ。
生命は悠然としていて、多少の凸凹は全部受け止めてくれますから。
