旧友たちと新年会。
ある友だちが言うには、
「癒して、癒して! 私の話を聴いて聴いて!」という状態のうちは、人は根本的に癒されない。
癒しは、その人が 他者の話を聴けて 初めて起こるものだ。
この「他者の話を聴ける」、というところは含蓄があると思います。
当たり前のようなのですが、本人の主体性がなければ何も変わらないので、まず主体性を喚起する必要がある。
癒しは実は、つねに自分のなかにあるということ。
彼女は頼って来た人の肩を抱いて癒すようなことはしません。
「私は厳しい」と冷静に言う。
しかし芯が優しいのです。
真剣に責任を持って人と関わるならば、厳しさは本当の意味での優しさでもあると思います。
ひとには、藁にもすがりたい時があるものですが、
不思議とそんな時にはサポートしてくれる人や事が現れて、しばらくの間、支えになってくれます。
でもこちらがいつまでもすがっていると、ある時点ですぅっと自然に離れていくことがあります。
そんな時は、乗り越える力が湧いて来ている時。
そうしたらあとは一人で大丈夫、ただやるのみ。
動物たちの巣立ち、みたいですね。
