You’re beautiful, it’s true.
竹内裕美さんの ホリスティック Beauty work は、清冽な水のような時間でした。
日本では美容や痩身のイメージが強いエステティシャンですが、
竹内さんがお持ちのフランスの国家資格でもあるソシオエステティシャンは、フランスでは医療者に近い存在。
その人の生活様式や体質、嗜好、すべてからその人のからだとこころを見る看護人のような仕事だそうです。
竹内さんは普段ガンの治療中の方や回復後の美容ケア、緩和ケアや高齢者への施術まで心身のケアをしていらっしゃるから、
なのでしょうか、今回、レクチャーで使われる言葉が誠実でニュートラルなのが印象的でした。
私のように感情過多の褒め褒め星人ではなく(苦笑)、実に冷静かつ的確。
表現一つずつの根がしっかりしている感じ。
「あの人がきれいになったのであの人と同じ化粧品を下さいと言われて、ホントに腰を抜かしそうになりましたよ〜(笑)」
なんて本音もいっぱいありつつ、大げさに言わず、かといって控えめに言うのでもない。
天秤の真ん中にいながら時々どちらかにご自分の印象という重りをポンと載せて、揺れてみせたりする。
聴いている側は、その言葉と内容に誠意を感じることができました。
素晴らしいな。
お肌はひとりひとりが違うように違うから、あの人と私は違って当たり前なのです。
まずは自分のお肌と向き合って対話してみる。
自分の手をそっと優しく頬にあてて、
今日もおつかれさま
と丁寧にお手入れしてあげたら、肌はちゃんと応えてくれる。
外見が美しくあることは、とても大切です。
誰かと比べる美しさではなく、自分の内面と同じように外側の「わたし」が見えていることが大切なのです。
その人が一番その人らしくいられることは、この世から肉体が去るその瞬間まで大切なこと。
美しさを作ることは自分らしさを保つための一つのツールです。
まずは自分らしく自分を磨こう。
きれい、って言われたらやっぱり嬉しいものね。
You’re beautiful.
You’re beautiful.
You’re beautiful, it’s true.
