宋海君先生の気功養生特別講座が終わりました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
初めての気功講座、とても充実した2時間とちょっとでした。
「気」というと特別なもの、怪しげなもの、ホント??? なんて思われる方もいらっしゃると思います。
先生がおっしゃっていましたが、確かに「気」は科学的にクリアに説明出来ない部分があるので神秘的なものとされ、
それ故に訝る方々がいるわけです(そして神秘的ということを悪用する輩もいるということですね)
でも、気は誰もが持っていて、それを使うことによって体調を整えることができたり、心を整えることができます。
気の字を中国語で書くと、有るけど無い、という字の組み立てになるそうです。
つまり肉眼ではみえないけれど確かにあるもの。
また、昔の字で「氣」の米は米を炊く時の煙のようにもよもよとしたもの、ということで「気」。
そして気には長い長い歴史があります。それが整合性を何より表していますよね。
講座では、先生がまず全員に気を送ってくださいました。
鈍い私も感じるそのびっくり体感から、一気にご参加の皆さんは引き込まれました。
その後はお話と実際に私たち自身が気を出していることをお互いの手で体験して、
そして日常生活で覚えておける古典気功を教えていただきました。
宋先生のすばらしいところは、
気は誰でもが持っていて、誰でもが練習すれば使えるもの、
とおっしゃってとても自然なところ。
自分は特別なんだ、というスタンスではありません。
神秘的であることをよいことに、
自分はスーパーパワーを持っている存在だと教祖さまになっていく人だっていそうなものですが、
まったくリラックスしていて、みんなに元気になってほしいという熱いパッションが伝わってきます。
気功はすばらしいもので本物、
それはちょうどブランド品と同じで、
良いものには必ず偽物も現れるでしょ。
とおしゃっていました。なるほどね。
気功って本当に自然なものなんだな。
そしてあらためて、
人間も自然の一種一部だから当たり前のように自然と共に変化するものと思っていれば、何事も無理がないな。
自然に寄り添うような考え方は、やさしくて無理矢理じゃなくてとても楽チン。
良寛さんみたいに、
死ぬ時節には死ぬがよく候、ですね。
次回は12月13日(金)19時からです。
お申し込みを受け付けています。
武術の達人でもある宋海君先生の動きは、踊りのように美しかった

