Intouchables 決して出会わないもの、触れ合わないもの。
または、 intouchable 非の打ちどころのない。
DVDでフランス映画の「 Les Intouchables(邦題:最強のふたり)」を観たのですが、
このタイトルのことばからイメージが広がった。
相容れない二極のもの( s をつけて複数形で intouchables )が、
非の打ちどころのない( 形容詞 intouchable )に、繋がっている。
あくまで私の頭の中での広がりですけれど、なるほどね。ふふふん。
ひとは、異質なものに出会うと身構えて恐れ排除しようとする。
または、あ、同じだ!と共通点を見つけ嬉しくなって勝手に安心する。
もしくは、全く正反対なものだから余計にどうしようもなく抗いがたく、気になり魅かれる。
二極を知れば知るほど、味わえば味わうほどに、
世界はあらゆるものが充ち満ちていてこんなにも豊かなのだ、
とわかる。
そこに「 怖れ 」がなければただそれを発見できる…、のにね。
現実が変わったり、現実に何かが動いたりすれば、納得しやすい。
圧倒的なスーパーパワーや超・能力は解りやすい。
一方、目に見えないものを信頼するのはある意味、とても難しい。
自分の感覚を頼りに進み、たったひとりでそれを発見する。
それは「わたし」にしかできないこと。
