哲学とか宗教とかじゃなくて、
もっとあたりまえな、名前も付けられないような、
ワクで囲えないような何か。
実は誰もが知っていて、今さら何を言っているんですか?と笑われそうな何か。
どんなに日常に没入してもふとまたそれが気になって、
または、「そんなこと考えるのは閑だからだ」と言われても、
青い鳥の物語みたいに、一度はやっぱり探しに出かけないと納得できないのかしら。
お医者が言うには、
「人間には寿命が確かにあるけれど、それまではしっかりと生きる義務と責任があるのです」
死を考えることは生きることを考えること、と誰かが言っていました。
交通量の多い道路を車で走っている時、路側に唐突に百合の花が咲いていました。
植物の生命の堂々たる力強さに感動してしまいました。
植物には個はなく、センチメンタルではありません。
