国の宝です

お休み中に触れたもの、国宝!

まずは、東京表参道の根津美術館にて。

新緑が本当に気持ち良いお庭。

根津美術館は、都心にあって落ち着いた空間と広いお庭の自然を楽しめます。

この季節ならではの、尾形光琳の燕子花屏風とお庭の燕子花。見事でした。

そして、お能と狂言。

喜多流の友枝昭世さんの能「殺生石女体」と大蔵流山本東次郎の狂言「粟田口」。

ちなみに私は、狂言もお能も初心者マークですが、解説をしてくださった歌人の馬場あき子さんが素晴らしくて、まぶたに黒い幕が降りることなく鑑賞できました。

ご存知の方も多いかと思いますが、馬場さんはおん年95歳だそうで、とてもそうは見えないシャンとした佇まいと博識、そしてなんともチャーミングな女性でした。

日本の文化って、本当に奥が深くてすごいなぁと感じた国宝体験でした。