
今日は節分です。プロトマニアのご近所の築土神社では子どもたちが集まって(大人も)、豆まきをしていたようです。鬼は外、福は内・・・鬼は外に追い出されてしまいますが、出たり入ったり循環してください。鬼、がんばれ。
屋号を考えるのは楽しいので、しばらく保留にしておいて、春を感じる花を買ったので、中里浩子さんの花器に入れてみました。

チューリップの形とよく合いますね。
手前の蓮の葉みたいな形のものも、オブジェですが水を張れば花を浮かべて楽しめます。



中里さんは京都市立芸術大学で陶芸を学んだ方です。
形の面白さや釉薬のうつくしさが見どころなのですが、なんとなく生き物みたいな存在感。それが、気に入っているところです。
美術を日常生活の中に置くと、何気なく目に止まった作品に新しい発見の瞬間があることがあります。毎日見ていても、ある時、全く別のものに見えたり、別のところが見えたりして、ハッとする瞬間があります。
アート作品は、自分の固まっている目やものの捉え方や無意識のところを、ちょんちょんと刺激してくれるのが楽しいですよ。


中里さんは、日常のうつわも作っています。こんなおしゃれなお皿もあります。私は少しずつ集めています、
ゆっくり時間がある週末には「今日の朝食は中里さんのうつわシリーズにしよう」とお皿やカップを揃えて、気分よく朝ごはんの時間を楽しみます。うつわが違うとお皿の上の食べ物も変わるし、食べる速度や、食べ方まで変わることもあります。たかが器、されどうつわ。丁寧に食べたり飲んだりすることは、とても気持ちが落ち着くことだと思います。
花器やお皿、そのほか中里浩子さんの作品ご購入のご希望がありましたら、こちらからお問い合わせくださいね。
★中里浩子
1966年 神奈川県横浜市生まれ
1990年 京都市立芸術大学美術学部工芸科卒業
1992年 同大学大学院美術研究科陶芸専攻修了
個展、グループ展多数
京都市美術館に作品収蔵
