屋号について。

私の好きなもの 私のお気に入り

を集めて現代陶芸やアート作品や、暮らし、生きることを楽しむあれこれを発信していくにあたって、しばらく屋号を考えていました。私の好きなもの屋の名前。あーでもない、こーでもないと九段の行き帰りにイメージを膨らませてピンとくる言葉を探し探して。

このスペースはプロトマニア、私がアートの仕事を始めた時はアトリエケチャップカンパニー、そしてアラカワアートオフィスでした。

ケチャップは、フライドポテトにケチャップをつけて食べながら、ケチャップもアートも無くてもいいけどあったらもっと良いもの、そしてケチャップという音を catch up に引っ掛けてつけました。フリーで仕事を始めた時のワクワクした意気込みと呑気さを感じますね〜(笑)

アラカワアートオフィスは、仕事が少しずつ安定した頃、顧客が会社になるとケチャップは(ふざけてるみたいで)まずいんじゃない?と言われて、わかりやすく恐る恐る自分の名前を出しました、少しちゃんとして見えるように。

プロトマニアは、プロトン(陽子)がマニアなことをするところと言葉を引っ掛けた造語です。

屋号、お店の名前を考えるのって、楽しいものだし、想いが言葉に現れます。

イメージするものがうまく伝わるように、覚えてもらいやすいように、リズム良く、耳触りよく、イメージしやすく・・・

こうやってあれこれ考えたりやめたりしながら、とにかく動き、自分でストッパーをかけないこと。誰もダメって言ってないのに、枠にはめているのは自分だったりしますよね。経験があればあるほど、真面目であればあるほど。でも、やってみないとね。リスクとは、やった後にあるものでやらないうちはないものですから。そう自分に言っています。

今日もエントロピーが増大する私のデスクの上の風景。愛用している無印良品のボトル。白いオブジェは、小池頌子さんのふたもの。ずっと欲しくてやっと手に入れました。

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荒川陽子商店

・・・ってどうかな。真面目に。