武田武人さんのお皿

今日の私の好きなものは、こちらのお皿です。

これは、南伊豆で陶芸作品を作っている武田武人(タケダ タケヒト)さんの器。

武田武人 白化粧線文菓子皿  

このお皿には足がついていて、高さが少しあります。

こんなふうにね。

そして模様は、幾何学的。

最初に目に入るのは、ぐるぐるした線ですが、じっとみていると今度は手前に真っ白な四角が見えてきます。

あなたは、どんなかたちが見えましたか?

このお皿は少し変わっていますが、ちゃんと重ねることができて実用性もあります。

菓子皿と作り手は言っていますが、好きなものを載せて楽しめばいいと思います。

例えば、

これは、近所のさくらベーカリーで買ったクリームパン。タイトルは「幸せ」ですって。さくらベーカリーは、千代田区役所の1階に入っているパン屋さんです。コーヒーなども売っているので、パンと飲み物を買って、すぐ横にあるパブリックスペースでランチやおやつもできます。こちらのパンは、富士山の溶岩窯で焼き上げているそうです。

あ、窯つながりで陶芸から話がそれました。

この美味しそうな幸せクリームパンを、武田さんのお皿にのせると、

こうなります。幸せのsmile ♪

たかが器されど器、です。

私はもともと熱烈な陶芸愛好家ではありませんが、作家たちが作ったものと市販の大量生産の器の歴然とした違いを実感しています。最初は、何が違うのか不思議に思いましたが、よく考えると違うのは当然でもあります。目に見えない理由は、半信半疑からスタートして、実感を検証しながら体験を重ねることで確信になります。

以前は、病院や社員食堂のような大勢の人たちの食事を扱うところでは、たいていプラスチックの食器が使われていました。壊れない、扱いやすい、ということが優先されて来たからですが、もう時代は変わってきましたよ〜 

陶器やガラスの器で出された食事は、病院でも自宅で過ごすのと同じような穏やかな時間に、忙しい仕事場では、モニターやスマホ画面から目を離して五感を充してくれるのでしょう。効率や合理性より優先されるものが少しずつ変わって来ているのを感じます。

都心の新しいビルは、広々とした空間(以前ならば無駄と言われそうなほど)が広がり、植物があちらこちらに。このビルの環境作りを見ていると、本当に時代は変わってきた!と実感します。だって、一日の大半を過ごす場所だったり、これが最後の食事かもしれない食事だったり、日々本当に人生の大切な一コマなのですもの。いい気分で安心して過ごせたら、きっと心身共健康で幸せになって、結果、病気は良くなり、業績アップ!!

さてさて、このお皿、大きさはどのくらいかというと、

こんな感じです。ノートパソコンとの比較で想像してみてくださいね。

でもサイズなどもお知らせしますね。

武田武人 白化粧線文菓子皿 17,0×14,0x高1,5cm  8,800円(税込)

・・・え〜高い!?

安くはありませんよね、たぶん。でもその価値はありますよ。そういう実感が持てるこのお皿は、2枚あります。

オンラインショップを作るまでは、ジャーナルで『私の好きなもの』をご紹介しますので、

ご購入のご希望がありましたら、こちらからお申し込みくださいね。

ところで『私の好きなもの』って、サウンドオブミュージックの曲のタイトルです。

あの歌のように、たくさん身近な『私の好きなもの』を見つけてくださいね。いろいろご紹介しますので、お楽しみに!

★武田武人

1970年 東京芸術大学陶芸科大学院修了

1977年 南伊豆に築窯

個展、グループ展多数

ヴィクトリア・アルバート・ミュージアム、草月会館などに作品収蔵。

1 comment

  1. 陶芸か~、あまり詳しくはないですが、有田焼の絵付師の草場一壽さんの日本神話の絵は好きです。

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