
今月の中尾先生白熱講座へ、先生からのご案内文が届きました。
8月は、ルネサンスの3回目、後期ルネサンスです。
第97回 《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞白熱講座』》
ルネサンスの絵画(3)
後期ルネサンス 〜 マニエリスムからバロックへ 〜
第96回では、盛期ルネサンスを代表する三大巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの作品を鑑賞しました。どれも人類の宝となっている作品でした。
ところがこの3人によって頂点を迎えたルネサンスの黄金時代、古典様式の時代も1520年にラファエロが亡くなったあたりから変容し始めます。
ラファエロに典型的だったルネサンス本来の写実的で古典主義的な調和のとれた表現を離れ、自然に即するよりも芸術的技巧にこだわった非現実的な表現が主体となって行きます。これをマニエリスムと言います。
マニエリスムの代表的な画家はポントルモ、ブロンツィーノ、パルミジャーノなどです。
そして、16世紀の終わりには天才カラヴァッジョが現れてバロック美術への扉を大きく開きます。
第97回ではルネサンスの解体からバロックへと向かう美術史の流れを、これらの画家たちの作品を鑑賞しながらたどって行きましょう!
講師:中尾陽一




■これまで誰も教えてくれなかった〜絵画観賞白熱講座「ルネサンスの絵画(3)」
2022年8月28日(日)13時〜15時30分 オンラインzoom 開催
お申し込みは、こちらからどうぞ→