
東京は毎日とてもとても暑くて、外を歩くとお肌ジリジリと焼け焦げそうです。八ヶ岳の友人から来たメールには、床暖房を入れているとあって、びっくり。皆さんはいかがお過ごしですか?
さて、最近このプロトマニアのジャーナルを書くことが少なくなっておりますが、私もプロトマニアも元気です。
私は春から変化の波が大きくて、自分にとってはなかなかハードな日々を送っておりました。長年、プロトマニアと並行して仕事をしていた現代陶芸ギャラリーが急遽クローズすることになって、最後の個展とギャラリーのおしまい仕事で、久しぶりに目の前ぐるぐるな日々。今週になってようやくようやく心身共に落ち着いて来たところです。

世界の様子を見ても聞いても、変化の時であることは間違いないですよね。大きなことから小さなことまで、「今まで通り」ではどうもうまくいかないことを感じている方が多いのではないかと思います。
私もしばらくは変化の渦の中で、なんとか俯瞰の視点を見失わないように、とか、人間関係はなるべくフラットに見ることを忘れずに、とかとか・・・。自分では心がけていたつもりですが、今、少し落ち着いて振り返ると、そんなことできていやしないっ(笑)

結局は、少し離れたところから良し悪しの判断なしに見るってことは、本当のところは出来ないものだなぁと思います。後になって、あ〜そういうことねって思える(評価ってそういうことか?)くらい。

そんなぐるぐるした日々の中でも、プロトマニアが九段にあること、そこで先生たちが毎月それぞれの内容の時間を作ってくださること、その時間に誰かと出会ったり、他者の言葉を聞くことができたり、自分が自分と向き合う時間ができたり、そんなことは、渦に沈まないためにとても助けになりました。

しばらく私は違う環境で仕事をするので、プロトマニアで新しいことを始めるのは来年になりそうです。プロトマニアが誰かの心の「峠の茶屋」であるように、そしていつか「あそこに行けば、いつでもあの人に会える」と言っていただける場所になるように、未来のプロトマニアを空想しながら、もうしばらく日々をぐるぐるしたり丁寧になったりしながら、自分自身が生きる歓びを感じて毎日せっせと働きます。