今日のドリル。

毎日蒸し暑いですね。明日は七夕。

七夕には、近年体験した衝撃的な思い出があるのですが(何かはヒ・ミ・ツ!笑)、衝撃的なことやちょっと困るなぁってことに出会うと、最近は少しゆとりがあっていろいろ観察するようになりました。

今朝、電車に乗って仕事先に出かけた時のこと。ドアが閉まりかけた時、ホームの向こうから女性がひとり「あぁぁぁぁ〜〜〜!!!!」と叫びながらドアに突進して来て、閉まりかけたドア(あと10センチくらいで閉まりそうなほど閉まっていたけど)に手をかけてこじ開け、見事、車内に乗り込んだのです。そして何事もなかったかのように、席を見つけて座りました。車内アナウンスは特になし。(そういう時って ” 無理なご乗車はおやめくださ〜い ” とかって、アナウンスがありそうなものだけど)

それをずーっと見ていた私は、

自分だったら絶対にできないだろうな

ホームの向こうの方から、閉まるドアと走り行く電車を見送るだろうな

と思いました。

そしてその時、発車しそうな電車のドアをこじ開けて乗れる人とすぐに諦めて待つ人の違いはなんだろう?・・・と考えてみました。

自分の要求や欲求に真っ直ぐ突き進める人と、周囲を気にしたり考えてしまって躊躇する人には、どちらにも良い面と良くない面があり、正誤はないのだろうなぁとも思いました。

・・結局そんなわけで、答えなんてないのですが、こうして何かを体験することで私は考えたり、観察するチャンスを得ているのです。日常のささやかなことは、結構いい題材になります。テーマもシチュエーションもいろいろ。

濃くも薄くも感情的には「へんなの〜〜!」と思ったとしても、それを良いとか悪いとか自分の解釈がくっつかないようにして、物事をなるべくシンプルにしておくようになりました。

そうは言っても、出来事が自分に近ければ近いほど、そんなにシンプルではいられないものです。でもね、その時こそ自分に正直に感じれば感じるほど、案外、ジャッジするには及ばず・・というあっさりした結果になるみたい。