
5月の中尾先生、絵画観賞白熱講座は4月に引き続きスペインの画家ベラスケスの後半です。
まずは先生からのご案内をどうぞ!
第94回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞白熱講座』》 べラスケス(その2)〜マルガリータ王女と《ラス・メニーナス》の謎〜
前回はベラスケスが宮廷画家になる前の20歳前後に描いたボデゴン(厨房画)の傑作《卵を 料理する老婆》や《セビーリャの水売り》を中心に、スペイン絵画における写実主義を鑑賞し ました。
ベラスケスは24歳の若さでフェリペ4世の宮廷画家に登用され、首席宮廷画家を経て、王の 代理として美術品の収集を行ったイタリア旅行から帰国した翌年には、53歳で王宮の鍵す べてを預かる王宮配室長という重職に任命されています。
それほど王の信任の厚かったベラスケスは、王家の最も身近な存在として、一連のマルガ リータ王女の肖像や《ラス・メニーナス(女官たち)》など多数の傑作を残しています。
第94回では、ベラスケスの傑作の数々を鑑賞しながら、愛らしいマルガリータ王女の肖像に 潜む、スペインハプスブルク家の闇や、西洋絵画の最高傑作のひとつ《ラス・メニーナス》が 含むさまざまな謎の解明にも挑戦したいと思います。


絵を見て喋るのが、中尾先生の絵画観賞白熱講座です。アートに正解はありません。でも、ちょっとした観賞のワザがあります。ワザを知ると、絵のことを深く知って味わうことができます。まずは、どう感じたか?を大切に。あなたの言葉で表現してみてください。誰かの言葉にも耳を傾けて。
中尾先生のナビゲートで、絵の奥深い面白さ、ワクワクするような自由さ、発見の嬉しさを体験して味わってみてくださいね。オンラインzoom で開催します。ご参加、お待ちしております。
■これまで誰も教えてくれなかった〜絵画観賞白熱講座「ベラスケス(その2)」
2022年5月29日(日)13時〜15時30分 オンラインzoom 開催
お申し込みは、こちらからどうぞ→