さよなら、愛しき者よ

もう12月も半ばを過ぎましたね。

今日は私のとってもマニアックなつぶやきです。

さよならの話。

私は車を運転するのが好き。でもテクニックが上手なわけではありません。運転免許を取ったのは20代半ばと意外に遅いくせに、人生ずーっと車に乗っています。

今日は、そんな私の大切な大切な車とサヨナラの日でした。

ずいぶん迷ったけれど、だいぶ走行距離も進み、あちこち部品が劣化して、工場のお世話になることが増えて来て、ついにサヨナラの決断。

この車は、亡き母のお世話がとても大変になった頃、「楽しいクルマに乗りたい!」と長年お世話になっている車屋さんに訴えて出会った車でした。イタリアの車。中古車だけど、私にはちょうどよくて、手前味噌ですが、品が良くて美しい大好きな車でした。その自動車会社の謳い文句は、「走る歓び」。

でも、車はだんだん古くなり、永遠には乗り続けられないのです。

今日まで、雨の日も風の日も晴れの日もありがとう。一緒に遠くまで走ったね。大魔女さん(母)を乗せてドライブしたり、病院に通ったり、お迎えに行ったり、いろんな時を一緒に過ごしたね。

ドアの取っ手が取れちゃったり、日差しよけが落ちてきたり、オイルが漏れたり、冷房も効かなくなった。3車線道路でエンジンが止まって動かなくなった時は、私の人生終わった!と思ったけど、ハラハラドキドキの度胸が付きました。

これからもきっとどこかで車好きのだれかに大切に乗ってもらえるに違いないと私は信じているから。

さよならロメオ!アリベデルチ、ロメオ! 心からの感謝を込めて、サヨナラ愛しき者!