このところ毎日のように夕方になると雷と急な雨。気づけば夏がやってきています。蝉の声も聞こえるようになりました。
最近、何かとゆっくりになっています。
話し方もゆっくりになっている。それは本来の自分のリズムなので、馴染み深く懐かしく、内心ちょっと可笑しい。
若い時は、シャキシャキ行動して早口で整然と話していた・・つもりでいましたが、きっと今のほうが滑舌がよくて、相手の方にはよく伝わるかもしれません。

今、私の人生はちょっとした転換期で、しばらくの間はこれまで詰め込んだり積み重ねてきたものやことが、自然にかたちを作っていくのを、少し遠くから見ている時かもしれません。
そんな時には、自分がしたことが客観的に見えて、後悔したり、足りなかったことを思って胸が痛む・・・なんてこともあるのですが、ふと、それは一所懸命やったからじゃない?と思いました。
濃く、熱く取り組んだことは、その分喜びをたくさんもらえるけれど、その逆の悲しみや切なさもたくさんもらうことがあります。それでも実は喜びも悲しみも同じようなもので、ただたくさん経験したり感じられたことが豊かなのだ、と感じるのです。