プロトマニアの荒川陽子です。
部屋の片付けをしていたら、懐かしいものが出てきました。
だいじな手紙を入れた缶。
中から出てきたのは、ちいさな友達の手紙です。

私の相棒犬ハリーに宛てた、小さな友達からの手紙。
書いてくれたあかりちゃんとは、朝、ハリーと公園を散歩している時に知り合いました。
毎朝ベビーカーに乗せられてお父さんと散歩していた可愛い友達です。
お父さんもお母さんも、あかりちゃんを宝ものみたいにかわいがっていたし、公園散歩の常連はみんな、あかりちゃんを見かけると声をかけて、お父さんとあかりちゃんは人気者でした。
相棒犬ハリーは、もともと北海道の十勝で拾われたミックスの犬で、いろいろあってULTRA怖がり。私の家族以外、毎朝会っていようが、どんなにおいしいオヤツをもらおうが、誰にもカラダを触らせない。でもちいさなあかりちゃんだけには、じっと(がまんで笑)カラダを撫でてもらっていました。
くるくるくせ毛のちいさなあかりちゃんは、だんだん大きくなって、幼稚園、小学校とお姉さんになって我が家の前を元気に学校に通っていました。
時は流れてハリーは青空に帰ってゆき、あかりちゃんはいつしか我が家の前を通らなくなりました。どこかへお引越ししたのかもしれません。
ふと思い出した、小さな思い出。朝のわずかな時間には、私のうれしいことがたくさんあります。