
プロトマニアの荒川陽子です。
今日は11月の中尾先生白熱講座のお知らせ。今月も、zoomで開催します。
先生からのご案内文をどうぞ。
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第76回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞白熱講座』》
―近代洋画の父― 黒田清輝(せいき)
第76回では黒田清輝(1886 – 1924)をとりあげます。
彼の代表作《湖畔》は日本美術史上最もよく知られた油彩画のひとつでしょう。
湖畔 1897年 東京国立博物館蔵
この絵と教科書で出会い、美しく凛とした女性の横顔覚えている方も多いのではないでしょうか?
私は小学生の頃だったかにカレンダーでこの絵と出会い、子供心に明治美人の気品ある容姿が強く印象に残りました。
ところで、黒田清輝はまだ方向性の定まっていなかった明治の洋画(油彩画)の礎を築き、その後の日本の油彩画の方向性を定めた大きな存在です。彼が、「近代洋画」の父と言われる由縁ですね。日本美術近代化の大功労者です!
しかし、一方で日本近代洋画の発展における「黒田清輝の功罪」ということもよく言われます。
次回の講座では画家としての黒田と美術教育者としての黒田の両面から黒田清輝の人間と絵画にアプローチしたいと思います。
読書 1981年 東京国立博物館蔵
舞妓 1983年 東京国立博物館蔵
みんなで絵をしゃべる中尾流白熱講座、ぜひ一度体験してみてくださいね!
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