プロトマニアの荒川陽子です。
私は普段、現代陶芸のギャラリーのしごとをしています。最近、個展をしていただいた伊賀の作家 下和弘さんの作品は、色絵という技法でカラフルな絵がこれでもかと描かれています。人をワクワクさせるようなそんな作品。その下さんの作品を見たり話したりしていて、「この人、ホントに天才だなぁ」とずっと思っているのです。
美しいものを見ていると、ふと何も考えていないことに気付いたりします。
見惚れている間は、空っぽになっています。
ファンタジーってそういうものかなぁと思います。
たまに忙しい心を休んでファンタジーの世界に行って、毎日をひとつひとつこなしている自分を、慈しんであげることにしよう。
思考や概念や言葉の世界は、ファンタジーなんて荒唐無稽だと囁くかもしれませんが、いいんです。放っておきましょう。
知らんぷりして、ファンタジスタになろう〜