募集*11/23(土) ビジネスパーソンのための絵画鑑賞講座

 

このところとても良いお天気が続いていた東京ですが、今日は朝から肌寒くてうっかり薄着で出かけて来てしまいました。風邪が流行っているから、みなさまお気をつけて。

さて、今月の中尾先生アートレクチャー、二つあります。白熱講座と対話型鑑賞の講座です。今日は対話型の講座について、今一度おしらせしますね!

中尾先生のウェブサイトから〜〜〜

 

ビジネスの分野で大注目、アートの対話型鑑賞法 (≒VTS)

最近ではビジネスの分野で、対話型のアート鑑賞によって直感力観察力を鍛えて経営 判断に活かすという方法が注目を集めています。

本屋さんに行けば、《世界の エリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?》《エグゼクティブは美術館に集う》《ビジネスの限界はアートで超えろ!》といった刺激的なタイトルの本 が目白押しになっています。

一方、欧米のビジネスパーソンにとってアート鑑賞やアートの話題は当たり前のことなのに、日本のビ ジネス界では、アート鑑賞が軽んじられているといった指摘も相変わらず繰り返されています。

ビジネスの分野で大注目の対話型アート鑑賞と言った場合、対象となっているのはニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発されたVTC(Visual Thinking Curriculum)を発展させたVTS(ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー)と呼ばれる対話型鑑賞法です。

「VTSって何?」「対話型鑑賞法って何?」と思われた方は、よろしければ下記の記事をご覧ください。

大人の絵画鑑賞としての対話型鑑賞(≒VTS)を考える。(イントロ)

大人の絵画鑑賞としての対話型鑑賞(≒VTS)を考える。(メイン・ストーリー)

大人の絵画鑑賞でVTSをそのまま実践した場合のモヤモヤ感を解消するために。

この講座は、ビジネスパーソンはもちろん、大人の絵画鑑賞を体験したい人、VTSに興味のある人、これから絵画鑑賞を趣味にしたい方にもぴったりの講座です。

 

講座はPart IとPart IIの2部構成で行います。

PartI:MoMAで開発されたVTSをベースに対話型鑑賞の実践

まずは、美術史の知識に関係なく、鑑賞する絵に描かれている事柄を注意深く観察します。

次に、その観察による発見(気づき)を参加者全員が自由に積極的に発表します。

鑑賞者同士のコミュニケーショ ンにより作品の真髄にアプローチしながら、そのプロセスを通して観察力、想像力、判断力を鍛え ます。

Part II: VTSから大人の対話型絵画鑑賞へヴァージョン・アップ

PartIIでは(知的情報の提供をしないという)VTSの制約を離れて、ファシリテーターからさまざまな知的情報の提供、ファシリテーター自身の対象作品の見方展覧会オーガナイズの生の現場のエピソードなどを積極的に提供します。

ファシリテーターからの知的情報の提供、ファシリテーター自身の立場・見方などの表明というという新たな刺激により、鑑賞者同士のコミュニケーションがさらに活性化し、対話型鑑賞がVTSのレベルから大人の絵画鑑賞へヴァージョンアップします。

過去の講座の Part I で鑑賞したマティスの《ピアノのレッスン》

マティス
《ピアノのレッスン》1916年

 

その講座の Part II で鑑賞したマティスの《音楽のレッスン》

マティス
音楽のレッスン
1916年

6月22日に開催した《ビジネスパーソンのための絵画鑑賞講座》の様子はこちらからどうぞ

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開催日時:11月23日(土) 13:00〜15:30

参加費:4500円

講師プロフィール: 国際美術展プロデューサー 中尾陽一

早稲田大学大学院西洋美術史学修士課程修了。フランス留学のあと、1985年から展覧会プロデュー サーとして、国内およびパリにおける美術館向けの国際美術展の企画業務に従事。企画協力した展 覧会は、モディリアーニ展、シスレー展、マチス展、ヴェネツィア派展、キース・ヘリング展、ジム・ ダイン展、ロバート・メイプルソープ展、パリで開催されたルオー展、兵馬俑展など多数。→ 詳しい展覧会実績

モディリアーニの鑑定機関 Institut Restellini (パリ) の日本での窓口としてモディリアーニ作品の 真贋判定にも協力。

 

場所 : 都会の寺子屋 プロトマニア

[東京メトロ九段下駅 3b 出口(北の丸スクエア)より徒歩2分]

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-12-5 市田ビル6F

お申し込みは、こちらからどうぞ→