あるがままに在る〜信心銘

 

有念も無念も徒に精神を疲れさせるばかり

そのどちらを好んでも避けてもならない

一なるものを求めるなら

感覚や思考さえ嫌ってはならない

 

感覚や思考を完全に受け入れることは

真の悟りと同じなのだ

賢者は目的を求めて努力しない

愚者は目的を求めるために己を縛る

 

法(存在、現象)は一つであって多数ではない

区別は無知の愛着から生じる

心をもって真理を求めることは

最大の過ちだ

 

迷えば安心や不安が生じ

悟れば好きも嫌いもなくなる

すべての二元対立は

自己中心の分別から生じる

 

それらは夢まぼろし、空中の花

つかもうとするだけ愚かなこと

得も失も、是も非も

すべて一度に放り出してしまえ

 

もし心眼が眠らなければ

すべての夢は自然に止む

心が分別をしなければ

存在は一なるものとしてあるがままに在る

 

この深遠な神秘を理解すれば

すべてのもつれは解きほどかれる

千差万別の存在が平等に見られれば

あるがままの自然の姿に帰りつく

 

 

『信心銘』より抜粋

*中国・隋代の禅宗第三祖、僧璨鑑智禅師(そうさんかんちぜんじ: 生年不明~606年没)の漢詩。

 

*真理を信頼して生きる

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