今日はなかなか素敵な空の様子だったのですが、だんだんと曇って来ました。空は刻々と変化しますね。
ピアニストのマリア・ジョアン・ピレシュ(ピリス)さんは、かつて「夢はシューベルトが親しい友人を集めて行なっていたシューベルティアーデのような、小規模で親密な演奏会で、音楽、演劇、舞踏などあらゆる芸術を組み合わせたコミュニケーションの場を作ること」と言っていたらしい。
プロトマニアは小さいスペースだけれど、人と人が触れ合ったり、対話して、考えたり感じたり、何かを紡ぎ出すにはちょうど良い大きさだと、ピレシュさんの言葉を聴きながら思いました。
伊東先生の青空禅塾は、この数年のささやかな「非二元」ブームのおかげで、色々な本や他の先生たちのお話会で、既に真我について触れて来た人たちがふらりとやって来るようになりました。
私は「青空意識」という呼び名で親しんで来ましたが、「自己の本質」という共通の学びが既にベースにあるので、「青空」という表現を知らなくても伊東先生のお話にすぅっと入って行きます。その様は、開かれていてとても爽やかです。
大切なことを、言葉を丁寧に選んで使って伝える伊東先生の誠実さが、この温かくて親密な場を作ってくれているのだなぁと感じます。
中尾先生のアートレクチャーも然り。一人一人の言葉に耳を傾けて、みんなが一つの作品を味わう中尾流も、声高に何かを伝えるのではなく、解釈や批評で闘う場でもなく、自分がどう感じるか?と問いながら目と心が育まれる場です。
中尾先生のゆったりした構え方、作家作品の解釈を決めつけずに様々な可能性を引き出す見方、そして何よりも美術に対する愛。参加者のみなさんを尊重しながら、先生のプロの経験に基づく鑑賞のポイントという道具をみんなに手渡してくれる。
美術は音楽と同じように、人生を豊かにし、時には私たちを救ってくれる力があると感じます。
医師である伊東先生の事務所は、在り方という調和のアートを伝える iMedic & Art
アートのエキスパート中尾先生の事務所は、株式会社ウーゴス
お二人とも素敵な活動をしています。
軸がブレない素敵なプロトマニアの先生たちです。(自慢www)