本日は夏の空のようにスッキリ晴れた東京でした。サワサワと風が吹く吹く。今日も元気だったかな?
6月の青空禅塾は、いつもながら濃く優しく深いやり取りが続き、空間が豊かなエネルギーに充ち満ちました。伊東先生のお話は相変わらず論理的で知的に進むのだけれど、それはややこしい複雑な何かを話すのではなく、例えば目の前の日常風景をあらためて言葉にして確認する感じです。つまり当たり前に見えることを、ひとつずつ見直してみるという丁寧な思考作業。
非二元のお話ではよく「それは言葉ではない」と言われるけれど、ここはふんわり言葉を飛ばしちゃいけない(笑)。ふわっと丁寧に確認。
言葉や概念ではない「自己の本質」ですが、伊東先生の発する言葉は最大限、言葉に誠実なのだ。余計な装飾的イメージを纏わずに語られるので、明快で軽やか。
伊東先生は、医学も心理学も科学も、スピリチュアルも仏教、禅も哲学も、たくさん勉強して知っている。探求者の試行錯誤の苦労やイライラもよく知っている。
講義が始まると先生はふつうに、ふと話し始める。講義ノートやレジュメもなく話す。あるとすれば、先生の前方頭上空間にあるのかな、時々宙を見つめたり目をつむっている。最初から「それ」に繋がってしかいないということが伝わる。
みんなの話を聴くのが、ものすごくうまい。
熱心で親切で理性的。でも熱くなると、友達や兄貴みたいな口調になる。自分で言って、自分でウケて笑ったりもする。
遠慮なく言ってください、と先生が言うので、参加者のみなさんは、遠慮なく遠慮しません(笑笑笑) 真摯で、正直さという成熟を携えた参加者たちに、先生は全身全霊で応えます。
先生はとても丁寧に一人一人の様子を見ているから、全体が安心感に包まれていて、青空禅塾の雰囲気はすごくいい。本当はこれほど贅沢なことはない。少人数ならでは、です。そして塾らしく寺子屋的でもあり、さらには、伊東先生らしい。
6月もいろいろキーワードがありましたが、本日は禅から、これ。
修証一等(しゅしょういっとう)
道元禅師の言葉です。「座禅をすることそのものが即、仏性である」
ただ・・・をただ愚直にやってみよ〜
次回の青空禅塾は、
2018年 7月1日(日) 13時〜17時 開催
お申し込みは、こちらからどうぞ→
7月は伊東先生とのお食事会がありますよ〜♪ぜひご参加くださいね!