6月の中尾流は、モディリアーニと妻ジャンヌ。

 

今日は暑かったですね〜 週明けの今日は、調子はいかが〜?

 

さてさて、6月の中尾陽一先生アートレクチャー、ご案内文が届きました。6月の画家は、モディリアーニ、そしてその妻ジャンヌです。

 

*中尾陽一主宰「これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞白熱講座」*

6月24日(日) 13時〜15時30分  お申し込みはこちらから→

 

 

第50回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞白熱講座』》

モディリアーニと妻ジャンヌ

 

前回のルドンの様子が、プロトマニアのHPで楽しく紹介されています。

よろしければご覧ください。

 

https://protomania.com/2018/05/29/ルドンはお好きですか?〜by中尾陽一/

 

さて、次回はモディリアーニです。

先日、ニューヨークのサザビーズで彼の裸婦の大作が172億円で落札されたことはみなさんの記憶にも新しいことと思います。

 

モディリアーニの絵はオークションでの高額落札の常連です。高額で取引されるということで贋作の問題も頻繁に起こります。昨年イタリアのジェノヴァで開催されたモディリアーニの展覧会が20点以上の贋作が含まれているとの指摘を受け、会期終了前に中止になるという前代未聞の事件も起きました。

 

没後100年近く経った今も話題にこと欠かないモディリアーニですが、生前の彼も様々な伝説にかこまれています。伝説の基本は美男子で数々の女性と浮き名を流し、酒と薬に溺れ健康をくずし、極貧の生活の中で35歳という若さで亡くなったというものです。これらの話はたぶんに誇張され、例えば「薬に溺れ」などは根拠がありません。しかし、もっとも悲劇的なのは、彼の死の2日後に、身重の妻ジャンヌが2歳の幼い女の子を残して、窓から飛び降り自殺をしてしまったことです。ジャンヌはわずか21歳でした。

 

ジャンヌはこの悲劇の主人公としてのみ人々の記憶に残ってきましたが、実は彼女自身も若き才能ある画家でした。彼女が残した作品からは、彼女がもっと長く生きていたら、きっと優れた画家になっていたはずだと確信させるものがあります。

 

私は2007年に東京のBunkamura ザ・ミュージアムほかで開催された《モディリアーニと妻ジャンヌの物語展》に企画協力させていただく機会を得ました。この展覧会では、それまでほとんど紹介されることがなかったジャンヌの作品70点ほどが展示されました。展覧会の準備過程でジャンヌの作品に接するにつれ、モディリアーニとジャンヌの関係についてそれまで私が持っていた、「奔放な芸術家に翻弄された純真な若い画学生」という先入観は消え、独立した二人の芸術家の交感というものが見えてきたのです。

 

次回は様々なエピソードを交えながら、モディリアーニの芸術の核心にアプローチするとともに、妻ジャンヌの作品の鑑賞にもトライしたいと思います。


16歳のジャンヌ。

 

 

そして、中尾先生、6月は忙しい!

中尾先生プロデュースの展覧会があります。17日の午後は、炸裂ギャラリートーク!

ギャラリートークは予約なしでふらりとお出かけくださいね〜

 

●イッキ描きの画家・菊地理氏の展覧会のご案内です。
6月17日(日)~ 6月23日(土)
場所:ギャルリー成瀬17 (JR横浜線成瀬駅徒歩1分)
※6月17日(日)15:00からギャラリートークを行います。菊地画伯の超面白トーク炸裂の予感です。この際イッキ描きブログに書いてあることについてどんどん質問しちゃいましょう! 

成瀬は町田の隣町です。最寄り駅はJR横浜線の成瀬(町田の隣の駅です)。画廊は北口を出てすぐ右手のビルの2階です。

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト