心やさしき友。

 

ここで〈無条件の愛〉と呼んでいるのは、すべてがあるべき状態であると思え、〈いのち〉の不思議と神秘に感動している心の状態です。そしてこの気持ちは、自分が見たり考えたりすることの全てに影響を与えます。この感覚を持つと、あらゆるものに意味があり価値があるということ、そして同時に、誰か他の人よりも優れているとか、何かが他の物より良いなどということはないと気づきます。仏教ではこれを〈無分別〉と呼んでいます。そうなるとあらゆるものに価値を見いだすようになります。何を体験するにしても、等しく感動と感謝の気持ちを持って、それを体験できるのだとわかるようになります。

『バーソロミュー3 大いなる叡智が語る平和への祈り』バーソロミュー ヒューイ陽子訳 株式会社ナチュラル・スピリット発行

 

1980年代の終わりに届いた「自己の本質」へと誘うメッセージ。

時に優しく、時に厳しく、そしてユーモアと愛溢れるバーソロミューの言葉は、名だたる覚者の言葉や禅の教えを道しるべに探究した人にも、ふと思い出す心やさしき友人の言葉のように、思い出されるかもしれません。

 

 

*バラバラではなく、全体であることを選択する

伊東充隆主宰 第10回青空禅塾  

2018年5月6日(日) 13時〜17時 開催

 

*バーソロミューと共に。アウトプットしながら自ずと気づくこと。

空のお茶会

2018年4月15日(日)14時頃から