中尾先生と美術と!

モナリザ

 

プロトマニアでは、毎月1回中尾陽一先生の美術鑑賞講座をしています。今月は課外授業でプロの画家菊地理さんがライブで絵を描き、中尾先生のナビゲートで美術の奥深さ、面白さに迫るという企画があります。

今週、3月10日(土)13時からのライブ美術講座です。

画材の種類、筆、匂い、筆の早さ、構図の取り方など、普段は見ることのない画家のしごとを目の前で見たり、東洋哲学から西洋絵画まで造詣の深い菊地さんのお話を伺ったりする予定です。

詳細はこちらからご覧下さいね!→

 

菊地さんは、学生時代に東洋哲学を専攻した異色の画家です。ご自身の《イッキ描き》は油彩画ですが、その研究・実践のために西洋美術だけでなく東洋、日本美術、水墨画や仏教にも精通しています。また子供の頃に、やはり画家であったお父上(国画会を中心に活躍した菊地辰幸画伯)に連れられて当時の巨匠達の威光に触れるという貴重な経験もされています。いわば絵にまみれて生きてこられた方ですね。そんな菊地さんの洋の東西を縦横無尽に駆け巡る独自の絵画観、それにもとづく、《いい絵》とは何かについての考えも披瀝していただきます。

 

という中尾先生からのご案内が届きました。
参加費は2000円です。ふるってご参加ください。

 

そして、今月の中尾流絵画鑑賞入門講座は、レオナルド・ダ・ヴィンチです。こちらも先生からのご案内文をご紹介します。こちらには4月以降の進化する中尾流予告も含まれています。詳しくはまたプロトマニアからもご案内しますね!

 

前回のゴッホ『夜のカフェテラス』と若冲(その2)の様子が、プロトマニアのHPで楽しく紹介されています。

https://protomania.com/2018/02/28/ゴッホも若冲も冷静で熱い〜2月中尾流絵画鑑賞/

2014年3月に始まったこの講座もまる4年が経過して、次回からは5年目に突入します!みなさんとわいわいがやがや絵について話し合ってきて、気がつけば4年間があっという間に過ぎました。思えば4年間というと、大学生が入学してから卒業してしまう長さですが、先日実施したアンケートでは「まだまだやりたい画家はたくさんいます!長く続けたい」という声がたくさんありました。そこで、これを機に講座名の「入門」をやめて、5年目からは『絵画鑑賞白熱講座』としたいと思います。そして、4月からは別に『絵画鑑賞入門講座』をスタートさせる予定です。白熱講座はこれまでの講座の継続編、入門講座は文字通り入門編あるいは復習編といった内容になります。詳しくはあらためてご案内させていただきます。

さて、次回からは2回にわたってレオナルド・ダ・ヴィンチに挑戦です。巨匠中の巨匠ダ・ヴィンチ、相手にとって不足ありませんね!ダ・ヴィンチについては昨年の12月のクリスマス編で、500億円越えの落札価格で話題になった《サルヴァトール・ムンディ》を露払い的にとりあげました。また、以前ティツィアーノの《マグダラのマリア》のヴァリアントを比較検討した時にも、《ダ・ヴィンチ・コード》がらみの話題をご紹介しましたが、次回からのダ・ヴィンチ本編では、彼が後世に遺した数少ない絵画(油彩は10数点あるかないか)の中から、「万能の天才」の絵画世界のすごさを数多く発見したいと思います。

 

さてさて、今月は中尾先生とたっぷり美術を味わっていただけることと思います。

芸術ってね、瞑想にもなるんですよ〜そして、AI がどんどん当り前になるこれからの時代、芸術は私たち人間に頼もしく寄り添ってくれるものです。美術?もうわかってますよ〜という方も、美術コワ〜〜〜イ(笑)という方も、ぜひ中尾先生と一緒に、新鮮にもう一度美術に触れてみてくださいね。

ご参加お待ちしております。