とっこさんと心身調和。

 

哲学カフェ主宰、ピラティストレーナー、そして身体パフォーマーである小西美智子さん、とっこさんの今年最後の講座が終わりました。

 

季節ごとに4回、プロトマニアで講座をしていただきました。それぞれの季節に合わせてからだのこと心のこと、とっこさんらしく面白く楽しく、愛情いっぱいに教えて下さいました。

 

最後の回「師走の身体と心を学ぶ」では、背骨に注目。

 

背骨っていくつで出来ているか知っていますか?

 

知っている人は、あまりいないのかもしれませんよね。

頸椎7個、胸椎12個、腰椎24個と仙骨、尾骨。

 

 

そうなんです、自分の身体って知っているようで知らないことだらけ。触っているようで触ったことのないところだらけ。

 

とっこさんは、ピラティストレーナーだし、ご自身が踊る人なので、からだのことを常に勉強して研究して、どうやったらみんなの生活の中に運動が根付くか、からだに意識が向くかをあっちからこっちから考えています。

 

だから、私たちがわかりやすいようなたとえや運動する時にイメージするとやりやすい方法などを伝えながら、実際に参加者の身体を見て、触って、修正してくれます。たとえ何かの歪みがあろうとも「それが必ずしも悪いことではない」と言います。そのことを善い悪いでジャッジしません。それとうまく付き合う方法、道を教えてくれます。4回の講座を通して、私はとっこさんにもっともっと身体へのアプローチを伝えてもらうワークショップをしたいと感じました。

 

身体はとても素直で正直なんです。だからいくら思考でおすまししても、理屈で納得させて封じ込めても、その隙間をぬって身体はひょひょいとありのままを表します。そして、それすらも力づくて押さえ込んだりすると、ちょっと荒療治で大病になったりするから、その手前の身体との付き合い方を、とっこさんに伝えてもらいたいなぁと思います。

 

楽しいことも悲しいことも、この心身の森羅万象を味わえるのは、からだのおかげです。頭ではなく身体に聴いてみる、そんな時間を来年もとっこさんと一緒に創って行きたいと思います。どうぞお楽しみに!