
穏やかっていうのはいいなぁと思うし好きな感覚なので、穏やかなのがいいねぇと言ってみたりしますが、本当はそれも「穏やか」にこだわっちゃっているということなんですね。
趣味嗜好みたいなもので、傾向とかクセがあって、ある状態にふと魅かれてしまう・・・。こんな感覚がお好みなのね〜、心地よいのね〜。
本当はどっちでもいいくらいのことなのに、誰かから言われたことや形容されたことばが頭に残って、しばらくそれが頭の中をグルグルすることもあります。
陶芸家の方とお話していたら、その人は非二元だの悟りだの一言も言わないし、いわゆる禅の勉強も瞑想も修行もしていないけれど、話す内容がまったく自己の本質のようなことで在り方で、内心目を丸くしながら、ニヤニヤして聞いていました。
「作品については、色んな人が勝手なことを言うもの。いい作品だねという人がいれば、これはここがマズいという人もいるけれど、それはただベクトルがあっちとこっっちに向いているだけ。で、良いも悪いも評価はどっちでもよくて、その時はただ、その人がどこのことを言っているかだけを聞いているよ〜」
ね、伊東先生の「バカボンのパパ・ポイント」でしょ♪
*「自己の本質」とは・・・ 気づきの注意は、根源に向ける。
伊東充隆 主宰 第5回 青空禅塾
12月3日(日) 13時から17時まで
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